はじめまして、16期の近藤です。
5月11日のゼミではニューススピーチの後に『デパートを発明した夫婦』の3章と4章5章の輪読を行いました。
≪ニューススピーチ1≫
「選挙権を『18歳以上』に引き下げるべきか」
〈賛成〉
・若者の意見を政治に反映できる
・国民の政治に対する関心を高められる
〈反対〉
・18、19歳では社会的経験が浅く、政治的判断は難しい
・本当に若者の意見が反映されるのか
世界的標準なのは18歳以降であり、税金を納付していることも考えると、参政権も与えるべきでしょうか。何歳でも政治的判断は難しいことから、「18、19歳だけ難しいから避けるべき」ということもないかなと思いました。
≪ニューススピーチ2≫
「人工知能(AI)の発展に対して賛成か反対か(楽観的か悲観的か)」
〈賛成〉
・医療や財務管理など、あらゆる分野でのイノベーションを可能にする
〈反対〉
・人間の雇用を奪ってしまうのではないか
・AIを使いこなせる企業(個人)と使いこなせない企業(個人)での格差が生まれる
・人類滅亡の危機
ここから航空機や自動車の自動運転の話に派生しました。事故の危険に瀕したときに最後は人間が操作するのか、そこまで機械が担うのか、その責任はやはり人間が負うのか、難しい問題だと思います。ただすぐそこまで迫っている近未来の話なので、制度面での整備も必要になると思います。
≪輪読 『デパートを発明した夫婦』第3章「教育装置としてのデパート」≫
担当:近藤、橋本、村井
問い:ブシコーはボン・マルシェを利用させるためにどのようなインセンティブを与えたのか
答え:1.アッパーミドルのライフスタイルを教育した
2.消費者の多様なニーズを満たすために革新的なサービスを行った
問題提起:
子供は消費者の主体になりうるか。またなりうるときにどのような製品や販売戦略が考えられるか
〈意見〉
子供は消費の主体になりうる。
(ex)塾(友人が行っていて、自分も行きたい)、チャレンジ一年生 など
≪輪読 『デパートを発明した夫婦』第4章「管理の天才、ブシコー」第5章「利益循環システムとしての福利厚生」≫
問い:ブシコーが社員の労働意欲・帰属意識を引き出すために講じた戦略は何か
答え:1.成果主義(ゲルト制)
2.福利厚生制度の徹底
3.利益循環システムの構築
問題提起:現代日本では、社員の会社への帰属意識を高めるために何をすればいいのか
〈意見〉
自社を愛する社員を獲得する
会社を、世間で有名にさせる(それによって、社員が誇りに思う)
派生して…
「そもそも会社への帰属意識は必要か」
〈意見〉
会社の規模によって異なるのではないか
会社への帰属意識と雇用の流動化の動きは相反するのではないか
3章は僕が担当させて頂きました。自分としては問題提起が少しぼやけてしまい、悔いの残るところになりました。その他にも改善点を指摘していただいたので、次に生かしていきたいです。また、本書は「ブシコー夫婦の成功」のみを記述しているので、それに流されず批判的な視点も忘れてはいけないと思いました。
以上、僕のゼミ日誌を終わります。
2年間よろしくお願いします!