6月6日 ゼミ日誌

こんにちは、20期の星野です!

6月6日のゼミではNS1つと、『デパートを発明した夫婦』第4,5章の輪読を行いました。


◇NS

問題提起:コンビニの24時間営業は廃止すべきか。

YES側

・オーナーの負担が大きい。

・深夜帯におけるコンビニ需要の少ない地域では、廃止すべき。

NO側

・深夜に営業している店があることの安心感。

技能実習生などの外国人にとって、割高の深夜アルバイトは重要な収入源。


こうした意見の他、コンビニに関しては外国人店員へのハラスメント問題や、深夜にコンビニを求める社会自体に問題があるのではないかといった新しい問題が出てきていることもわかりました。


◇輪読

鹿島茂『デパートを発明した夫婦』講談社現代新書、1991年

第4章 管理の天才、ブシコー

第5章 利益循環システムとしての福利厚生

問:ブシコーはどのようにして社員のやる気を引き出し、また会社の永続的な安定した経営を実現したのか。

答:

①販売、給与体制における合理的な管理システム

②福利厚生の充実化

③従業員の階級意識の改造

社会保障制度の確立


人事管理には、合理的、成果主義的な手法と、反対に職場の人間関係や福利厚生を重視する手法があり、ブシコーはその2つの手法を巧みに使い分けることによって成功したことがわかりました。


以上です。