5月27日 ゼミ日誌

こんにちは、19期の平田奈々です!

 

5月27日のゼミでは、NS2つと、『デパートを発明した夫婦』第1章の輪読を行いました。

 

◆NS①

問題提起:日本でも同性婚を認めるべきか?

YES側

①認めることによる少子化の懸念は妥当でない、②相続権や財産権などの権利面の制限をなくすべきである

NO側

世間の理解が追いついていないため、急ぐべきではない

 

婚姻関係と相続の問題などから、結婚制度そのものをなくすのはどうか、という話に及びました。同性婚や、事実婚が認められることで、本人が望む人に相続できると考えられますが、これまでの日本の制度を大きく変えることとなるため、コストや混乱を懸念する意見も出ました。

 

 

◆NS②

問題提起:日本の小学校教育で「命の授業」(小学校で育てた魚を食す、など)は行うべきか?

YES側

①子どもが動物の命の大切さや死の重さを学ぶには有効、②小学生のうちに経験することは効果的

NO側

①命の大切さは別手段でも学べるため不必要、②一生残る深刻なトラウマへの懸念

 

実際にこうした授業を経験したゼミ員や、先生のお話を聞いて、後の人生に与える影響の大きさも感じました。

 

◆輪読

鹿島茂『デパートを発明した夫婦』講談社現代新書、1991年

第1章 ブシコーとデパート商法

問い:ブシコーがボン・マルシェで生み出した販売方法は何か。

答え:①薄利多売方式、②バーゲンセール、③目玉商品、④返品可能

 

なぜフランスがデパートの発祥地になったのか、について議論を行いました。社会構造の変化と消費社会の変化との関連を念頭においた意見交換ができました。

 

 

以上です。