4月25日 ゼミ日誌

はじめまして!27日には22歳になってしまう14期の岩橋一樹です。
最近、階段の昇りに体力の衰えを感じています 笑。


25日は、ニューススピーチ→輪読→ニューススピーチ→輪読 の流れでした。
今回使用した輪読本は鹿島茂さんの「デパートを発明した夫婦」です。



◆4限
~ニューススピーチ~ 
小池さん 【経営者の全財産、没収せず起業リスク軽減 金融・中小企業庁、個人保証制度に新指針】
YES
・起業が地域活性化につながる
・経済的、社会的にも再チャレンジ可能な風潮が生まれる
NO
・国民の税金で失敗の補填をするべきでない

などの意見が上がりました。
個人的には制度の乱用が行われない何らかの設計ができれば、社会全体で発展の費用を負担するという意味合いでの補填はアリかなと考えました。100の内、1つでも素晴らしい製品・サービスを生み出す企業になれば多くの人がそれを享受できるようになると思うので。


~輪読~
「デパートを発明した夫婦-一章」 発表者:五十嵐、石川、石田
問い:19世紀の小売店鋪からどのようにしてデパートが誕生したか。
答え:フランスの社会的変化と販売方法の確立によってデパートが誕生した。

19世紀初頭の小売店鋪→一般的なマガザン・ド・ヌヴォテの誕生→ボン・マルシェ といった「デパートの誕生までの小売店鋪の変遷」とマガザン・ド・ヌヴォテとボン・マルシェの特徴の比較が主な内容でした。

問題提起
1. フランスでデパートが誕生したが、その一つの要因に産業革命の波及が考えられる。しかし、フランスよりも先に産業革命が起きた国でどうしてデパートが誕生しなかったのか。なぜフランスであったか。
2. 資本社会の未成熟は商品回転率の低下を招き、多くのマガザン・ド・ヌヴォテが倒産に追い込まれた。一方で現代の日本は資本社会として成熟していると言えるがデパートはむしろ商品回転率が低いとされているのはなぜであるか。

1については
・フランスは欧州の社交やファッションの中心地であり、文化背景にデパートが誕生する要因があった。
2については
・「安い価格」から「商品・サービスの質」へデパートが重視するものが変化したからである。

といった意見が説得力のあるものだったと思います。

個人的に、石川さんの当日の平野先生の授業の内容を活かすアイデアに驚かされました 笑!



◆5限
~ニューススピーチ~
小林さん 【大手20社で職業体験 適正探し、大学1年から】
問題提起:この取り組みを積極的に推進していくべきか。
YES
・早めに将来を考えることができる
・今後の大学生活に活かすことができる
NO
・企業側は自分たちの綺麗なところしか見せないわけだから「積極的に」は推進すべきでない。

個人的には「綺麗なところしか見せない」という意見に対する兵平の「夢を持つ意味では綺麗な部分は必要である」という意見に納得しました。
夢を見ることでそれに向かって努力をし、現実を知るという壁にぶち当たりながら人は成長すると僕も考えているからです。
何かをやる前からデメリットを探してばかりで行動できなければ何も成長しませんからね〜


~輪読~
「デパートを発明した夫婦-二章」 発表者:石塚、岩橋、神尾
問い:ブシコーはどのようにして人々の潜在的消費願望をかき立てたか。
答え:ブシコーはスペクタクル空間の創造によって商品の交換価値を高めることで、消費者の潜在的な消費願望をかき立てた。

ボン・マルシェの新館の建設にあたって、ブシコーが考えたハード面とソフト面における販売戦略が主な内容でした。

問題提起:ブシコーのデパートの論理は価値観の多様化した現代でも通用するのか。
これに対して
・今の日本はブシコーの時代のフランスと違って中流層が幅広い社会であるから、ロウアーミドルにアッパーミドルへの憧れを持たせたブシコーの戦略は通用しない。
という意見が説得力の強いものだったと思います。


僕にとってはこれが2回目のプレゼンだったわけですが、前回よりは少し成長できたのではないかと考えています。
前回の入ゼミプレゼンの発表では練習不足で大失敗をしてしましましたが、リアクションペーパーで的確なアドバイスを頂いていたからこそ今回の発表がありました。
また、前回のリアクションペーパーではダメダメな発表ながらも良いところを挙げて頂いた皆さんの優しさに感動しました 笑!! 
より一層平野ゼミで頑張っていこうという気持ちは強くなりました。これからもどうぞよろしくお願いします!