4月15日(木) ゼミ日誌

こんにちは!
平野ゼミ11期の加藤春奈です。
4月15日(木)に行われたゼミについて書きたいと思います。

今日から4年生の先輩方も参加でした。

【4限】
4限は以下の内容で行われました。
①「議論と司会の心得」についてのレクチャー
②入ゼミレポート発表
③「卒論作成のために(1)」についてのレクチャー

①「議論と司会の心得」
議論の際の注意点として主に
・事実と意見を区別する
・主張に根拠を持つ
・議論のテーマを意識して発言する
が挙げられる。

そして議論の際に重要となる役割が司会。司会はタイム・キーパーとしてだけではなくキーワード・要点の確認や論点の方向修正、発言機会の配慮などがある。


②入ゼミレポート発表
記念すべき最初の入ゼミ発表担当者は宮本さんでした。
テーマは「企業にとってTポイントカード導入は成功といえるか」

まずTポイントカードとはTSUTAYAファミリーマートドトールなど多くの企業が加盟しているポイントカードである。100円で1ポイント貯まり、貯まったポイントを1ポイント=1円から使用することが出来るというシステム。では多くの企業がTポイントカードを導入したことは成功だったと言えるのか。

・ポイントカードのメリット(個人情報が分かるため様々な年齢層の顧客ニーズに合わせられる)
・Tポイントカード自体のメリット(多店舗で使用可能であり加盟国同士で連携が取れる)
・問題点(還元率が低い・Web登録の必要性)を解決することが出来る
以上の3点から企業にとって導入は成功といえる。
しかし消費者の視点で考えてみると、ポイントカードにより消費行動を狭められているのではないか。
→消費者にとっては一概には成功といえないはず


③「卒論作成のために(1)」
論文とは、自分が立てた問いに対して明確な答えを主張し、それを裏付けるための根拠を提示して論証する一定の長さの文の集まりである。

【5限】
5限は以下の内容でした。
①「卒論作成のために(1)」の続き
②入ゼミレポート発表
③「卒論作成のために作(2)」

①「卒論作成のために(1)」
テーマ確定の際の条件は主に
・研究に必要な資料(一次資料、二次資料)があるか
・オリジナリティを出せるか
・本当に自分が興味を持てるか
である。
また自分のテーマを論証するために必要な資料について情報を収集することが大切。

②入ゼミレポート発表
2人目の担当者は小守林くんでした。
テーマは「消費者は自分の選好によって最適な消費行動が出来るのか」

現在、身の回りに多くの商品が存在し、私たちはそれを自分の選好によって消費行動を取捨選択することが出来るようになった。
しかし障害者の方たちはどうか。最適な消費行動を取れているのだろうか。そこで今回は消費者の中でも障害者にポイント置いて議論した。
障害者が自分の障害を補うために商品(例えば眼鏡や補聴器)を買う場合、一人ひとりの必要性に合わせるためどうしてもコストがかかってしまい、価格が高くなる。また選べるデザインの種類も一般の商品と比べてかなり少ない。メーカーにとってコストが多くかかる障害者用の商品を数多く生産することは利益を得られないためなかなか難しいからである。
以上により障害者は最適な消費行動を取れていないと考えられる。
→障害者が不利益を被ってしまう原因を追及し対策を打つべき


③「卒論作成のために作(2)」
・検討・考察方法
卒論の構成は序論・本論・結論の3つで成り立っている。
序論でまずテーマと主張、次に本論でデータから得られる解釈、最後に結論で調査結果を簡単に列挙しそれに基づく自分の見解や意義を論述する。
割合で表わすと2:7:1くらい。

・執筆方法
論文はパラグラフで組み立てられている。
パラグラフとは“1つの考えでまとめられた2つ以上の文章の集合”である。
1パラグラフ=1トピックで成り立つように注意。
パラグラフはトピック→センテンス→パラグラフという順で作りあげる。


以上が4月15日(木)のまとめです。
どのように書いたら良いのか分からない部分もあり(特に入ゼミレポート)、下手なまとめ方になってしまいました。

次回からいよいよ輪読発表が始まります。
緊張しますが、頑張りたいと思います!