10月16日 ゼミ日誌

こんにちは。18期小松です。
どきどき初めてのゼミ日誌更新です・・・!

今回は、NS、17期卒論報告、輪読を行いました。


◇ニューススピーチ
⓵「日本において、食品添加物であるタール系色素を禁止すべきか。」

賛成
・食品本来の色を認識すればよい
・見た目よりも健康を優先したい

反対
・食品の見た目を重視する人への需要に答えつつ、食品添加物に関する啓蒙活動を進めていくべき
・ただちに害があるかどうか不明瞭なため


⓶「日本企業において、クオータ制(女性の一定比率の割り当て)を導入すべきか。」

賛成
・社会で活躍するのは男性だという固定観念を打破することができる
・従業員の男女比率にそっていれば、割当てるべき

反対
・優秀な人材は自然と正当に評価する企業に集まる
・企業によって最適な男女比率は異なるため、企業全体の生産性が下がる


◇卒論中間報告
加藤さん「読者の変化について」

問い:
1980年代の読者(知識をため込むために本を読む)から消費者(本を消費財と捉える)への変化はどのような背景の中で起きたのか

仮説:
普段本を買わなかった層の購買と社会の流れとした娯楽を求める人の増加がおき、娯楽として本が消費されるようになった


◇輪読『消費社会の神話と構造』第一部
問い:
消費社会の特徴はなにか?また消費社会において経済の悪循環をもたらしているものはなにか?

答え:
消費社会において我々は記号を消費し、豊かさを奇蹟ととらえている。またマスコミを通じ日常の正当性を感じている。
この消費社会にいて、ムダな消費が一つの制度となり、経済秩序に組み込まれ、経済成長の悪循環をもたらしている。


17期の卒論報告が1周し、同時にボードリヤールの輪読がはじまりました。
独特な表現や言い回しが非常に難解ですが、理解できるところから少しずつ読み進めていきたいです。
次回は三田論中間報告ですが、冷や汗が止まりません・・・。がんばりたいです。