お世話になっております。24期の藤井です。
昨日は衆院選投開票日でしたね。例年に比べ接戦区が大幅に増加していて、開票速報が非常に面白かったです。
さて、今回のゼミには2年生の見学の方が計4名来てくださいました。興味を持っていただいて嬉しい限りです。
NS 政治活動にネット広告を利用すべきか
Yes
・若年層の低い投票率の改善につながる
・チラシ等に比べてコストが低く抑えられる
・「広告が見られない」という状況になりにくい
No
・無党派層に対してネット広告は有効になり得ない可能性が高い
・ターゲッティング広告によるフィルターバブルの可能性
・具体的な政策等がネット広告で適切に伝わるとは限らない
皆概ねネット広告の有効性からYesに手を挙げる人が多かったものの、特定の政党の広告のみしか見ないことで他党との比較をせずに入れてしまうのではないか、広告がインパクト重視になってしまうとの意見や、今回の衆院選を念頭に置いて若者向けのネット広告の中には若者を狙いすぎて逆効果になっているものもあるのではないかという意見が出ました。
輪読 ヴェヴレン『有閑階級の理論』
今回取り上げた章は衒示的閑暇がテーマでした。話し合いの中で、ヴェヴレンの「代行間暇」は現在でも行われているのかが議論となりました。当時とは異なり、現在は暇であることはステータスではなくマイナスイメージがついてしまっているのではないかといった意見や、逆に現在共働き世帯が一般的であるからこそ、専業主婦の希少性が増し価値を上げているのではないかといった意見が出ました。
卒論報告
岩田「日本におけるプロ野球産業の発展について」
長谷川「おふくろの味は現在どのような文化的価値を持つのか」
それぞれPowerPointでの発表でした。その要因が実際に影響を与えたのか、「因果関係」とまで言えるのかといった質問がありました。現在卒論を進めている自分にも当てはまる話なので自身の卒論にも活かせたらと思いました。