10月21日 ゼミ日誌

お久しぶりです。25期の網谷です。

日誌担当がまわってくるのはなんと半年ぶりです!

4月から10月の半年間といえばちょうどプロ野球のシーズンなんです。今年は個人的には今までの7年間で一番忘れられないシーズンになりそうです、いろんな意味で。

野球の話は来年の春までこのブログには登場しないと思います。また半年後にお会いしましょう⚾

 

それでは活動報告に移ります。

本日はNS1本、輪読、卒論報告を2名分行いました。

 

〈NS〉

議題「高校生の学習用タブレットを保護者負担にしてもよいか。」

(記事内容要約)

・今や高校生のほとんどが学習用のタブレット端末を所持している。

タブレット端末は一台10万円ほどかかり、指定の端末しか認められない場合もある。

・高校生のタブレット端末の購入を自己負担に切り替える自治体が急増中。

 

YES側(保護者負担にすべき)

・教育の必需品だから、ランドセルなどと同様に保護者が買うべき。

・2020年より世帯年収が約590万円家庭には就学支援金が出ているから、授業料がかからなくなった分保護者が払ってもいい。

 

NO側(学校負担にすべき)

・学校運営に必要なものや、授業で欠かさず使うものは学校設置者が負担するべき。

・保護者の自己負担が多くなると高校に行かせられなくなる可能性もある。

 

ゼミ員の中ではかなりNO側の意見が多かった印象です。急にタブレットを導入し、一律保護者負担とするには金額が大きすぎるのではないかといった意見がありました。また、保護者負担にせよ学校負担にせよ、タブレット1台に本当に10万円も必要なのか、機能と価格のバランスをもっと慎重に見極めるべきだという声もあがりました。

 

〈輪読〉

今回から、ソースタイン・ヴェブレン『有閑階級の理論』の輪読が始まりました。

本日はまえがきと第1章を扱いました。

ヴェブレンとは、消費社会論を通るものであれば誰もが必ず耳にする「顕示的消費」という概念を提唱した人物です。

ものすごく端的に言えば、人間のさまざまな行動は「見栄」によるものだと説明できるという内容です。

まえがきではヴェブレンの生涯について、第1章では、ヴェブレンが定めた独自の時代区分ごとに、階級が発生していく過程が説明されています。

 

〈卒論報告〉

東城さん「日本ポピュラー音楽史におけるロックミュージックの立ち位置とその社会的要因~イギリスとの比較を通じて~」

藤井さん「コンビニチェーン加盟店はなぜ、どんな理由でVC/FC加盟を選択したのか」

先輩方の卒論がどんどん形になっていくのを見るのは楽しいですが、一方で今でさえ三田論に苦しんでいるのに来年一人でこんなに書けるのかなというどんよりとした気持ちも襲ってきます。三田論も卒論も頑張りましょう…!😿

 

さて、私もやっとリレーに参加できます。秋に食べたいものと言えばそれはもう栗です🌰。栗しかありません。秋しか食べられないなんて辛いと春夏冬は思っています。モンブランは1年中食べられるって?モンブランだけでは満たせない栗欲というものがあるんです。残念ながら(?)

ここ数年は毎年、岐阜県中津川市の銘菓「栗きんとん」を取り寄せしています。みなさんの知ってるおせちに入ってる栗きんとんとは全然違うお菓子なんです。人生変わるレベルでおいしいと思っているので皆様もぜひ。

 

 

そろそろオープンゼミが始まる時期になりました。すでに何人もの申し込みをいただいており感涙にむせぶ思いです。日吉で授業の後三田に行くのは大変、という方にむけて、11月には日吉でもゼミを開講する予定です!詳細やお申し込みについては各種SNSや公式HPでチェックお願いいたします。皆様のお越しをお待ちしております!