こんばんは、17期の永見です。
就活中はバレーボールが心の支えです。
まずは久しぶりのNSです。
【問題提起】
「東芝のメモリ事業に関して、政府肝いりの“日本連合”が入札することは容認できるか」
【YES】
・高い世界シェアを持った事業であり、国内企業が競り落とすことで国自体の将来的な成長を見込める。(日本視点)
・半導体は軍事利用が可能であり、他国に流出するのは国防という観点からも防ぐべき。(日本視点)
・人材の流出が防げる。東芝メモリの被雇用者も日本企業の方が慣習等も似通っているため働きやすい…?(東芝視点)
・「日本のモノづくりを守りたい」
【NO】
・グローバル化が進んだ市場経済の中で、自国やその政府が介入することはおかしい。(他国視点)
・多額の買収資金を得られる方が今後の企業の立ち直りも早い。(東芝視点)
・そもそも、「日本の技術流出を防ぎたい」という理由では株主の納得を得られない。(参加企業視点)
海外企業に買収された際の、東芝従業員の行く末などに関しても議論が拡大しました。
政府の介入によって恩恵を受ける人・恩恵を受けない人が生まれ、立場によって是非が変わってくるのでは、という意見が議論の落としどころでした。
さて、27日は今年度初の輪読を行いました!
読んだ本は毎年恒例、鹿島茂さんの『デパートを発明した夫婦』です。
第一章「ブシコーとデパート商法」
担当…伊藤・大野・小野 サポーター…秋田・加藤
【問い】ブシコーのボン・マルシェ躍進の要因は何か?」
【答え】①社会の変化
②新たな販売方法
【問題提起】ブシコーのボン・マルシェ躍進の要因は社会の変化、新しい販売方法だけなのか?
ボン・マルシェは広告にかなり力を入れていたことを、伊藤さんがデータをもって示してくれました。
第二章「欲望換気装置としてのデパート」
担当…風見・絹谷・小松 サポーター…三枝・田中
【問い】ボン・マルシェはどのようにして客を惹きつけたのか
【答え】①スペクタクル空間の創造
②客の流れをコントロールする
③客の目を惹く演出
④女性へのアプローチ
【問題提起】当時の歴史的背景がデパートの集客に貢献したのではないか?
問題提起に関しては、少なくともブシコーの戦略だけではここまでの集客力は持たなかったという結論が出ました。
鹿島さんは人的要因派ですが、平野ゼミでは環境要因派が多いようです。
次は3〜5章です。あっという間にブシコー夫妻とはお別れです。