こんばんは。金です。
4月24日のゼミの流れとしては、
ニューススピーチ→「デパートを発明した主婦」の一章と二章の輪読でした。
〈ニューススピーチ①〉
石橋さん
問題提起:日本は原発を全廃し、再生可能エネルギーへ転換していくべきか
見解:原発は維持すべき
(YES:原発を全廃すべき)
・廃炉費用が幕大であり、修理などのコストも非常にかかる
(NO:原発は維持すべき)
・転換コストなどの現実問題があるため、すぐシフトするのは難しい
・原発から来る地域社会の経済効果がなくなる
・核開発に容易
〈ニューススピーチ②〉
神尾さん
問題提起:今後、労働時間規制の緩和を進めていくべきか
見解:進めていくべきでない
(YES)
・業務の効率性が向上し、残業をなくすきっかけになる
・対象(条件)となる人が少ない
・多様な働き方が促進される
(NO)
・悪用する企業が現れる
・成果を評価する基準が曖昧である
・仕事とプライベートの区分ができなくなる可能性がある
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〈輪読:『デパートを発明した主婦』第一章「ブシコーとデパート商業」〉
担当:原、内藤、金
問い:ボン・マルシェの革新性とは?
答え:ボン・マルシェの革新性は、安値で販売し、客の心理的負担を軽減し、華やかな
空間演出をしたことである
問題提起:
①ボン・マルシェは品質の良いものを安く売ることで他のデパートと差別化を図ってい
たが、現在のデパートも価格を安くすることで差別化を図ることはできるのか?
・できない。価格を下げることで、品質を維持できなくなるなり、ボン・マルシェが登
場した頃の上昇志向は今はほとんどないからである。また、現在は価格より、デパート
内の特設展(美術展)やデパートのブランド価値等で差別化を実現しているデパートが多
い。
②「『誠実さ』こそが、ボン・マルシェで最も確実に売れる『商品』だった」(p60)とあ
るが、ボン・マルシェは本当に誠実だったのか?
・消費者にとっては、品質の良い商品を安く提供するという面で誠実だといえるが、仕
入先を固定しなかったという面からみると、製造業者にとっては誠実ではなかった。
〈輪読:『デパートを発明した主婦』第二章「欲望喚起装置としてのデパート」〉
担当:門脇、霜鳥、古川
問い:ボン・マルシェはなぜ欲望喚起装置として機能したのか
答え:ボン・マルシェは商品と祝祭空間の結合によって潜在的消費願望を掘りお越し、ま
た女性心理をつかむことで欲望喚起装置としての機能をしていた
問題提起:
①商品購入において、交換価値と使用価値のどちらが優先されるのだろうか?他の業
界、例えばコンビニやレストラン、カフェ、アパレル等ではどうだろうか?
・業態と人の価値観によって異なり、コンビ二は使用価値、レストラン、カフェ、アパ
レルは交換価値が優先される。
・最初(目的を考える時)は使用価値から始まるが、購入においては交換価値(例えば、
お店選び)が優先られる。
私は一章を担当していたんですが、先輩方からボン・マルシェが登場するまでの社会的
背景やマガザン・ド・ヌヴォテとボン・マルシェの比較があった方がより説得力があっ
て良いとフィードバックしていただき、これからもっと頑張ろうと思いました。
来週の月曜日に輪読の3,4,5章が続きますが、よろしくお願いします!