4月22-23 新歓合宿

こんにちは。17期で企画係を行っていた四年生の加藤達也と申すものです。
今回は4月22日と23日で行われた新歓合宿についてのレポートとなります!ごゆるりとお読みいただければ幸いです。

都内某所(晴海グランドホテル)にて行われた新歓合宿。その最初の行程はディベートです!という予定でしたが、急きょ慶應義塾大学始まりの地へ赴くことになりました。晴海から始まりの地は歩いて行ける場所のため、行ってみようと先生が提案してくださいました。実はこの場所、去年の新歓合宿にて行く予定でしたが、あいにくの雨によって行くことができなかった場所です。そのため四年生(と先生)にとってはリベンジマッチの様相も呈していると言っても過言ではありません。そのリベンジマッチの結果はと言いますと、今回は快晴だったため無事に勝利いたしました。江戸の終わりから連綿と続いてきた組織に今自分が属していると思うと、とても感慨深いものを感じます。こういった史跡に行くとこのようなことを考えられるため、突発的ではありましたが良い行程だったのかなと思います。

さて、今度こそディベートです!今回のテーマは「就職採用を学年に関係なく行う」と「就職採用は大学卒業後に行う」というものでした。新歓合宿のディベートは毎回その場でお題が出されて立論を作るため、それが楽しくもあり、準備ができなく焦燥感を抱えながら行うものとなっています。今回のディベートは三年生が初めてということもあり、先輩としての指導が四年生には要求されました。教えることは手探りながら、四年生はみな奮闘していたと思います!その現れとして、ディベートは大変白熱し盛り上がるものとなりました。私事ながら、三年生がディベートで話しているときは心の中でひたすらにエールを送っています。そのかいあってか(?)、ディベートでの三年生は危なげない発表と立ち振る舞いでした。それどころか、三年生のクオリティがあまりにも高くて眩しかったです…。果たして去年の自分はこんなにもしっかりディベートできていただろうかとついつい自問してしまいました。加藤の感想はさておき、18期(三年生)のみんなにはとっても期待ができそうです。

白熱のディベートを終え夕飯を済ませてからは、皆さんお待ちかねの宴会です。合宿の宴会では慣習として企画係がイベントを仕込むのですが、三年生には初めましての意味を込めて、また四年生はより深く知るために、今回は「先生クイズ」を行いました。好きな食べ物をはじめ、果ては好きなディズニーリゾートのアトラクションまで、先生についてのディープな部分まで踏み込んだ内容に作り上げました。ゼミ員や先生の笑い声が上がることが何度もあったため、今回の宴会イベントは大成功だったのかなと思います。こういったことをきっかけに、先生とゼミ員の距離が近くなれば企画係冥利に尽きるというものです。そうこう楽しい時間を過ごしながら、合宿の夜は更けていきました。

あくる日、平野ゼミ一行はホテルを離れ東京江戸博物館へ向かいました。皆が楽しめてなおかつ勉強になるのはこのような施設ではないかと、急きょ目的地を変えて決定しました。実は東京江戸博物館は昨年のエクスカ候補地だったので、長い伏線を回収してしまいました。それはさておき、江戸博物館は江戸の政治だけでなく、町人の暮らしやそこで使っていた道具の体験などもできるため、全身で江戸時代を学ぶことができました。再び個人の感想ですが、百両箱がとても重かったのが記憶に残っています。持ち上げられたときは、つい「お主も悪よのう」と口走ってしまったほどです。ゼミ員一同江戸を文字通り体験でき、日本への理解が深まりました。歴史を学ぶことが多いゼミであるため、今回の体験がいつかゼミ活動に役立つことを祈るばかりです。


さて、江戸東京博物館の見学も無事に終わり、大きなトラブルなく新歓合宿を終えることができました。四年生の企画係にとっては最後の仕事であるため、感慨も一塩です。また、今回の合宿が少しでもゼミ員や先生の思い出へとなったのなら、企画係としてこんなにも嬉しいことはありません。どうかそうなっていることを祈るばかりです。

最後に、自分は四年生ということもあり、今後は多くのイベントに「最後の」という言葉をつけなくてはなりません。そのため、一つひとつを大切に噛みしめて過ごしていきたいです。さて、今後のゼミ活動への気合を入れたところで今回は筆を置こうと思います。加藤の文章にお付き合いいただきありがとうございました。