10月6日ゼミ日誌

こんにちは!17期の秋田です。

大好きなヤクルトが一時期クライマックスに行くぞ!とすごい盛り上がっていたのに、蓋を開けてみると何事もなかったかのように5位でシーズンを終えていたのが最近あった一番驚いたことです…スッと阪神に抜かされましたね…(笑)

それでは気を取り直して10月6日のゼミ日誌を書かせて頂きます。


NS①担当:近藤

「全加工食品に主な原材料の原産国表示を義務化するべきである」

【賛成】
・消費者の「知る権利」や「選択の自由」を満たすことが出来る
・食の安全に寄与する
・国産品の売り上げが伸びる

【反対】
・莫大なコストがかかる
・(国産品は数量が少なく安定しないために、変更の可能性が大きく)輸入品の割合が増加する
・(アレルギー表示など)他の情報を表示する方が優先度が高いのではないか

賛成・反対様々な意見が出ましたが、先生がおっしゃっていたように、狂牛病や中国餃子の件などで情報の非対称性に関する問題は過去にも出てきているのに、結局喉元過ぎれば熱さを忘れてしまう消費者になっている現状が由々しきことだと感じさせられました。


輪読『幻影の時代』第3章
(担当:加藤・橋本・村井)

問い:
旅行者の没落と観光客の台頭はどのようにして進んだか。

答え:
従来、不便かつ費用のかかるものであった旅行は、交通機関の進歩・ガイド付き旅行の普及によって困難の伴わない観光へと変質した。観光客は観光先の土地から隔離され、観光先での経験は人為的かつ疑似イベントの性質を帯びるようになった。

今回は旅行についての疑似イベントについての章で、他の章よりも読みやすかったイメージでした。旅は目的があり手段が付随するのに対し、観光は手段が目的化してしまっているようですね。ここでも商業化の強さを感じました。


卒論報告(担当:瀬高)
テーマ:
「日本の野球と社会の関わりの変遷」

問い:
戦後、野球(選手)はどのような社会を反映するものとして描かれたか。

仮説:
時期区分①(1946〜1950年代前半)
社会:先進国の代表であるアメリカの統治下において、敗戦からの復興が目指された時期。
野球:「アメリカに倣え」をスローガンに、日米の野球を比較して常にアメリカ化が目指されていた。

時期区分②(1950年代半ば〜1970年代前半)
社会:高度経済成長期に突入し、日本経済の好調が続いた時期である。
野球:野球は華やかなスポーツとして復興の象徴の一種として認識されていた。また、選手の姿は国民の理想の一つとして描かれていた。

時期区分③(1970年代半ば〜1990年代前半)
社会:安定成長期に入るが、オイルショックにより成長に陰りが見える時期などもある。
野球:華やかさの裏にある、選手の逆境を跳ね返す根性や継続的な努力に関する物語が多く描かれるようになる。

時期区分④(1990年代半ば〜)
社会:「失われた20年」とも言われる時代に突入した。また阪神大震災などの大災害にも見舞われる時期である。
野球:逆転や感動のドラマを提供し、人々を勇気づける存在である。(地域性強まる?)

野球とメディアに関する卒論テーマでしたが、メディアスポーツをテーマにする亮さんの目つきが鋭かったりとか…(笑)
三田論もメディアとスポーツに関係するので、色々聞いててタメになりました。


以上、10月6日のゼミ日誌でした。
次回は八代ゼミとの合同ディベートがあるので、17期を中心に頑張っていきましょう!