12月12日(月) ゼミ日誌

早くも就活熱が冷めてきました12期古川です。

12月も中盤に入りました。秋学期の時が経つ速さは尋常じゃないですね。三田論がすでに懐かしいです。

【4限】
・ニューススピーチ みやぽんさん
ゆるキャラ185体大集結 埼玉で『さみっと』」

問題提起
ゆるキャラ地域活性化に貢献しているのだろうか?

議論の中ではさまざまな意見が出ました。地域に根づいたキャラクターが少ない、費用対効果に問題があるなどなど否定的な意見もある一方、グッズ収入があるのだから少なからず貢献しているといった見解もありました。
個人的には、「ムジナもん」「いがまんちゃん」とか聞いたことのないキャラクターばかりだったので、その地域外の人の知名度を考えると貢献するまでには至ってない気がしました。

・輪読 
『管理される心』 第6章 感情管理 by加藤さん、土屋さん、徳差さん、丸山さん、吉田さん

問い:
①感情の私的利用が公的利用にどのように変異したのか?
②その変異がなぜ失敗して、その結果何を引き起こしたのか?

答え:
①公共の場で労働者があたかもそこが自宅であるかのように振る舞うことによって変わった。
②産業の高速化によって失敗し、労働者に怠業・深層的演技から表層的演技への変化を促した。

飛行機の乗務員が友人の考えを受け入れるのと同じように乗客の考えも受け入れることで公的利用に変異させる。しかし、産業の高速化で乗務員と乗客の接触時間が短くなり、感情労働が不可能に近くなる。そのため、感情を表しているように見せかけるような表層演技をせざるを得ないといった内容だったと思います。
章を重ねるごとに難しくなってきます。

問題提起:
①消費者は消費において、サービスを重視するのか価格を重視するのか?

プレゼンターは、LCC、ホテルのサービスといった産業の高速化は確かに存在しているが、全体のトレンドではサービスが重視されているといった見解でした。
議論としては、職種や場面によって変わるといった意見や、結局価格重視をしているのではないかといった意見が大半を占めていたように思います。ネットショッピングが普及しているのは価格重視だからなのかなあとか感じました。なかなか難しい問題です。

②本章では、労働組合は企業にとって厄介な存在となっているが、果たして本当にそうだろうか?

プレゼンターの見解は、過酷な労働条件は企業にとってマイナス要素になりうるので必ずしも組合の存在が悪いとは言えないといった見解でした。
そして、時間の関係上議論が行われないというハプニングが発生!そのまま流れました笑
先生のコメントも必ずしも厄介とは言えないのではといったものだったと思います。確かに、まだ働いていない僕達には少しイメージしづらいものです。


【5限】
・ニューススピーチ 丸山さん
「宝くじ当せん金アップを」

問題提起:
宝くじの上限をなくすべきか?

丸山さんの意見としては消費者、自治体に利益がもたらされるのでなくすべきといったものでした。議論の中では、当選本数が減れば結局変わらないのでは、上限をなくしたところで売上が増えるのかといった否定的な意見が多かったような気がします。
個人的には、宝くじのマンネリ化を防ぐためにやるのかなって気がしました。「年末ジャンボ3億円」というフレーズが当たり前になってる感じがします。100万円が1000本とかの方が僕は魅力的です。


・卒論中間報告

1、宇田川さん 「韓流と日流」

韓流文化が日本で受け入れられた理由とその役割をコンテンツやメディアから分析しようという研究です。仮説として、人々の理想像を映し出すことで「新しい文化コンテンツへの欲望」(理想の家族像、男性像、女性像)を充足するという役割を担ってきた、としていました。
面白い研究だと思いました。韓国ドラマは一切見たことない自分としては何であんなに人気が出るのかなあといつも不思議に思ってました。最近のK-POPブームもそうですね。今後の展開が楽しみです。


2、自分 「アメリカ映画から見る日本人像」

アメリカの映画に映し出される日本人からイメージの変遷を追うという研究です。フィードバックで「結論がありきたりなのもになるのでは?」というものがありました。自分でも薄々気づいておりました笑
これから分析していく中で、新しい何かを見いだせたらいいと思います。


以上です。

疲れました。ゼミ日誌はタイピングの練習も含まれていることに気づきました。

今年も残り少ないですが悔いの残らない年になるようにがんばります!