12月17日(木) ゼミ日誌

こんにちは!9期生の岡部亜由美です。

今回は前日16日に日吉でオープンゼミがあったり、

3年生の卒論報告が前回で終わったり、先生も出張のご準備があるということで、

珍しく4限のみのゼミでした☆では、さっそくいきます!!


【4限】
●ニューススピーチ●
担当は、まりもこと深作さん☆

お題は「年賀ハガキ販売、減少に歯止め」(12月15日産経新聞より)

日本郵政グループの郵便局事業会社が、今月10日現在で年賀ハガキ販売枚数が

前年比並みの27億7300万枚だったと発表した。

年賀状販売枚数は、16年用の40億3300万枚をピークに5年減少していたが、

今年から始めた年賀状作成、印刷、投函がウェブのみでできる「ウェブポ」などが

減少に歯止めをかけた。    という内容。

「年賀状という文化は、この先衰退してしまうのか?」ということを議論しました。

・学校などで昔は渡されていた住所録が個人情報保護でもう渡されなくなったことが減少にかんけいるのでは?

・メールが普及してたから書かなくなった。

・一方、企業同士の年賀状のやりとりは衰退してない。

・年賀状文化ってどこまで?新年のあいさつをメールでも

 年賀状風に(mixi年賀状みたいな)するのは年賀状文化に入るのか?

などの意見が出てきました。

まず、ウェブポを知らなかったので、この存在にはビックリでした!

新年のあいさつをメールであいさつを済ましている人が多いようで、

ゼミ内でもほとんどの人が年賀状を出していないという反応の中、

べーこんは毎年50枚ほど全て手書きで出してることを聞いて感心しました。

個人的に、年賀状文化は衰退してほしくないですね。


●輪読●
ドラッカー『断絶の時代』第12、13章

担当:たも、ゆみ サポーター:ごう君、かっしー

「知識社会への移行は、労働そのものと労働者に何をもたらすか?」という問いに、

知識労働(者)を生み出し、彼らに新たなル道の質と労働観をもたらす。それに

伴い、新たな労働の仕組みの必要性が生じている。」と答えを導いてくれました。


知識経済とは、知識が生産活動に必須の生産要素となり、知識そのものが生産的な

存在になった経済のことです。その為に生産活動に必要な知識の供給や適応を生業と

する知識産業・知識労働が誕生したとのことです。

その知識労働が誕生したことよって、生計の資としてだけでなく、満足感を目的として

働くように労働観が変化してきた。知識労働の方が生産性が高いため、

知識労働の拡大を促進すべきだ!とドラッカーは指摘しました。

問題提起では

1.知識経済化は、企業や社会を成功へ導くのだろうか?

2.現代において、教育による高度な知識労働者の生産はこれ以上必要か?

の2点について話し合いました。

1では、長年のカンやひらめきは知識の1つであり、やはり知識が重要であろう。

ということは、知識経済化は成功へ導くのでは?という意見が多かったですね。

2では、労働は限られており、現在言われる高卒と大卒の就職ラインが上位大学卒業と

いわれる大卒と中下位大学卒業といわれる大卒に変化するだけでは?

また、内実ある知識社会とは?みんな知識労働者の社会はバラ色の人生なのか?

といった意見もでました。

私達は教育による高度な知識を得ているのでしょうか。

いろんな考えに触れはしているのかもしれないですが、

頭に少しでも残しておかなきゃ自分の知識にはならないですよね??

来年から社会人になる自分としては考え深いものです。。。


さて、年内のゼミもあと1回、年が明けてもあと3回となってしまいました。

ゼミ日誌を書くのもこれが最後と思うと寂しいです(;_;)

寂しいと思うのもゼミの居心地がいいからですね。


ゼミ選びに迷う2年生のみなさん!

ゼミは三田での生活を大きく左右するものです。

本気でゼミ選びをしてください。

ゼミは各ゼミで多種多様です。個性・カラーが全く違います。

自分に合ったゼミ・好きになれるゼミをぜひ選んでください。

そういうゼミなら、最後卒業するときに去るのが寂しいと思えるはずです。

そう思えるようなゼミに2年生のみなさんが入れることを心から祈ってます。

2年生のみなさんの中で、そう思えるゼミが平野ゼミなら嬉しいです☆


みんな書いていますが、どんな些細なことでもかまいませんので、

ゼミ選びで疑問・質問があれば気軽に連絡してくださいね!


それでは!4限の内容だけなのに長々と失礼しました。