12月21日(月)ゼミ日誌

9期の大久保です!

遅れてしまってごめんなさい。

それでは、さっそく2009年最後のゼミを振り返ってみましょう!!


◆◇4限◇◆
<ニューススピーチ>

「政治は初志貫徹と臨機応変どっちが大事なのか」BY きむ

民主党マニフェストの方針とは違った政策や、
普天間基地問題など鳩山政権の大きなブレをもとにこの問題を提起してくれました。

・理念を掲げた上で臨機応変であるべき

・比較的初志貫徹した政治家はヒトラー橋本龍太郎、小泉潤一郎

・初志貫徹した政治とは、初めに言ったのだからいいだろ、と押し進めていくこと。つまり、周りの意見を聞かないこと。

などが印象的でした。

生きていくなかでも、目標や考えを持ち芯はしっかりと。その上で臨機応変に対応していくことが大切なんだろうなぁと思いました。

とても面白いテーマでした。きむありがとう!!

<輪読>

ドラッカー「断絶の時代」
14章 教育革命の必然  15章 問われる知識

担当:ゆい、たく、ひでちゃん、ゆっきー

「知識の時代において必要とされているものはなにか?」という問いに対して「教育と知識の応用力、そして責任である」という答えのもと説明してくれました。

14章は、教育の誤りを指摘し、教えることと学ぶことは今後数十年の間に新しい知識によって恐ろしく変化するという内容。
15章は、今日、知識の応用が全ての中心になっている、そして自分自身が知識を持つことに対して「社会に貢献する」という責任を負うべきであるという内容でした。

問題提起
①これから数十年で教育に大きな変化がある(教育革命が起こる)とドラッカーは述べているが現在の本当に変化したといえるだろうか?

ドラッカーは知識を持つものが富と権力を得ると述べているが現在の社会ではそうだろうか?

①については、教育はこの本が書かれていたころとほとんど変わっていないのでは。また、学校に行くのが有効なのか?年齢はあまり関係ないのでは?個別教育がずっと続いているのはなぜ?

②については、知識が一般化してしまった、高卒ではあまり上まで上がっていけない、表面では学歴差別しないようになっているが世間的にはまだ残っている、などの意見が出ました。


教育や知識についてなど、とても身近な話で考えさせられることが多くありましたね。

◆◇5限◇◆
<ニューススピーチ>
大学発ベンチャー起業に対する補助金削減は適切か?」BY 大久保

大学の研究成果をもとに起業する「大学発ベンチャー」の起業数が2005年度以降急減、政府は補助金を削減しているというニュースをもとに。

・研究者は研究に専念すべきだし、研究をしたいわけだし経営とは違うのでは
補助金の削減は妥当なのでは

などの意見があがりました。
個人的にも、研究と経営を行うのは別物であり、補助金削減は適切だと思います。
しかし、やる気のある人にチャンスはしっかり与えてあげて欲しいな。

<輪読のまとめ>
ドラッカー「断絶の時代」について、
納得するところ、ここは違う、という点をまずは周囲の人たちと話し、その後皆で議論。

そもそも知識って重要?、社会はドラッカーの言う通りになっているよね、そもそも断絶があったのか?などの意見があがりました。

こうして、同じ本を持って周囲の人と話し合って...みたいなのも最後なんですね。

いろんな本を読んで、皆と議論してプレゼンの準備、発表、そして皆のいろんな価値観に触れたり...
初めの頃は慣れなくて大変だなって思ったこともあったけど、そんな私でも今では輪読の時間がなくなってしまうのはとっても淋しいです。

前回の日記であゆも言ってたけど、2年生の皆さんにも悔いのないゼミ選びをして充実した3,4年生の生活を送って欲しいです。
色んな価値観に触れたい人や刺激が欲しい人、頭を使いたい人には打ってつけのゼミなのではないかと思います。
そして、あったか〜い雰囲気が私は大のお気に入りです。

輪読の活動は終わってしまいましたが、1月もディベートや4年生の卒論発表があるので是非見学に来てくださいね!!楽しみに待っています!!

そして、皆さん輪読お疲れ様でした!4年生〜卒論頑張ろう★笑

2009年はどうもありがとうございました^^
ではよいお年を...☆