6月6日 ゼミ日誌

おつかれさまです!! 17期の松坂です。
司会の難しさを痛感した一日で、岩田さんをはじめプレゼンターの方々には大変お世話になりました。今回の反省を次に活かして行きたいです。

では6月6日のゼミ日誌を書かせて頂きます。

NS① 「しつけ」を目的としても置き去りや閉じ込めは虐待として全面的に禁止(罪に問われる)べきである。

賛成
・今回のような事故を減少させられる
・置き去りや閉じ込めは「しつけ」目的であっても、精神的なダメージが大きく、トラウマになる可能性が有る。

反対
・禁止しても、置き去りや閉じ込めが減るかは疑問である
・「一人で反省を促す」という教育的側面は存在すると考えられる

しつけには行き過ぎは良くないので明確な基準を設けるべきだ
目を離すようなしつけはリスクが大きすぎるといった意見が出る一方で
多少厳しめなしつけも度を過ぎなければ効果が有り、親の判断に任せるべき
等々の意見が出ていました。

しつけの基準、その効果などが議論の中心となっていました。

NS② 国はホームレス支援のための援助を削減すべきか否か

賛成
・全国的にホームレスの人数が減少している
・日本の財政赤字などを踏まえると削減できるところは削減していくべきである。

反対
・支援によって路上生活を脱却できる人も支援がなくなればまた増える
・ネットカフェなどの夜間営業店舗を渡り歩くタイプのホームレスも急増しており、多様化したホームレスの実態を把握して支える新たな枠組みが必要である。

学生の間ではホームレスへの支援は本当に自立に繋がるのか、他の就職支援などの在り方について考えていましたが、先生にヒントを得てホームレスの方々の命と財政を天秤にかけられるのか、そもそもの部分にも目を向けつつ議論出来たので良かったです!!

第二章 ありきたりでも個性的 担当:岩田・加藤・三枝
問い:予期可能(プレディクタブル)で有ることの功罪は何か?
答え:取り換え可能な個性を販売することにより、見知ったものを好み、かつ個性的でありたいという消費者ニーズに応えた。しかし、予期可能(プレディクタブル)になりすぎた結果批判の対象となってしまった。

問題提起:スターバックスの予期可能性は他の企業が提供するそれと何が異なるのか?
意見:
スターバックスの排他性、すなわち客層の違いのもたらす予測可能性が存在していたが、スターバックスの担い手は中高生に推移していることもありその違いは減少しつつあるのではないか。
・日本のスターバックスでは店の外装、内装などの予測可能性はもちろん応募数が多いことも有り、店に合った外見、雰囲気を持つ人を採用し、彼らを教育することで、従業員も予測可能性をもたらしているのではないか
・店に来る客同士でも店の雰囲気にふさわしくない客への場違いという感覚に近い排他性、初めて来店する人が注文しづらいなどの排他性が、周りの客という視点からみても予測可能性に繋がっているのではないか。
などが出ていました。

昔のラーメン屋の次郎などの初めて来る人には来にくいようなしくみが昔のスターバックスには有ったり、スターバックスの採用の仕方が他の喫茶店と異なり本部で一括して行っているのも予測可能性に影響を与えているのではないか。
またマクドナルドの同質性とスタバの同質性の違いとして、マックの同質性は安く、早く、同じものがどこでも得られるものであるが、スタバではどう異なっているのか。メニューを提示され、セレクトしている点で近いものを感じるところは確かにあるが、モダンの時代における画一化とポストモダンにおける多様性、個性の間の掛け渡しの中に大量生産、取り換え可能でありつつも客に個性を感じさせるところにプレディクタビリティがあるのではないか。
など多様な視点から議論を深めるところが出来て良かったです!!

司会の立場に立ってみて、聞いているつもりでも実は話の流れや組み立てがしっかり把握できていない部分が有ると実感しました。普段からただ集中して部分部分の理解に努めるのに加えて、様々な意見を話の構造や文脈に沿って組み立てて考えるように意識していこうと思います!次回はもう少し簡潔にまとめたいですね笑 読んで頂きありがとうございました!