6月16日 ゼミ日誌

17期の永見です。
6月16日のゼミ日誌です。


【NS①】アメリカは全面的に銃規制を行うべきか。(松坂)

賛成
・銃による負傷、死傷者の数を減らせる。
・生活における銃の恐怖を弱められる。

反対
・銃規制に賛同している人の数がそれほど多いわけではない。
・自衛の策としての銃という側面もある。

他の意見として賛成側は、異民族間で銃を持つ・持たないの差が生まれることに対する懸念や、自衛する方法は銃以外にも存在する、といった意見がありました。
また反対側は規制を行ったとしても果たしてそれに従う人はどれだけいるのか、といった意見が出ました。
ゼミ全体としては、世論として賛成派・反対派がどちらも存在する以上、政府が銃規制の法律を制定するのは難しいのではないか、とまとまりました。


【NS②】郊外にある大学は都心回帰を推進していくべきか。(秋田)

賛成
少子高齢化の中、志願者数を増やす手段となる。
・交通の利便性が向上する。
・多くの商業施設などが利用可能となる。

反対
・移転によって学生が去った自治体は新たな振興策を迫られることとなる。
・家賃が高くなるなど経済的負担が大きくなる。
・郊外ならではの広いキャンパスや設備の充実が失われてしまう。

我らが慶應義塾大学も日吉やSFCなど、郊外に存在するキャンパスがあるため、身近な話題でした。
そもそも受験生はキャンパスの立地によって志願大学を変えるのか、といった意見が挙がりました。
受験生の第一志望となるためには、大学の抜本的な改革が必要なのかもしれません。
大学の都心回帰による地方への社会的な影響も考慮すべきですね。


【輪読】第5章 毎日の冒険者のための、ヒア・ミュージック(佐藤・瀬高・星野)

問い:スターバックスの音楽事業が失敗したのはなぜか?

答え:販売する音楽が商業化したことで独自性を失い、ディスカバリーを提供できなくなったから。

【問題提起】スターバックスの音楽事業が失敗したのは、商業化したことが原因なのか?

意見:商業化が原因であるとする意見の1つとして、スタバが音楽事業で成功体験してしまったが故に、事業の柔軟性が失われてしまった、などが挙がりました。
反対に商業化が原因でないとする意見は、iTunesウォークマンなどの普及により、CDが売れなくなる・音楽が個人化し、BGMなど公共の場での音楽に注意を払わなくなるなどの社会的な要因が影響しているという考えがありました。

スターバックスは上流階級の客層を取り込むために、自らのブランドに様々な付加価値を付けようと試みてますが、この本を読む限りことごとく失敗してますね…笑

次回は司会として、もっと議論を広げられるような発言ができるようになりたいです。
読んでくださりありがとうございました!