7月1日 ゼミ日誌

これでゼミ日誌も一周が終わりましたね。13期の吉川明男です。

昨日、家庭教師をしている生徒から届いたジャンプ9冊と人から借りたミステリー漫画24冊と格闘していて徹夜しました。頭がぱっぱらぱーです。

≪NS≫ 担当:政木
育児休業を3年に延長すべきか」
YES側としては、選択肢が増えること、NO側としては女性が働きやすい職場作りには制度の根本を変える必要がある等の意見が出ました!
日本は先進国の中でもかなり女性が働きにくい国だそうなので、他に実現可能かつ効果的な代替案がないのなら、この政策を機能させても良いかなと感じました。

≪輪読≫ 『ポピュラー音楽と資本主義』 第4章 担当:神尾・杉浦・平塚・吉川
問い:人種、特に「黒人音楽」と資本主義はどんな関係を持ってきたか。
答え:黒人音楽は白人の音楽との異種混交を経て、資本主義によって二重に搾取されながらも、その中で搾取されつくされることなく独自の発展を遂げてきた。
自分はプレゼン班だったのですが、いわゆる黒人の「黒さ」がどこから生まれているのか気になりました。元々実在しているのか、それともナショナリズムの流れの中で形成されていったものなのか。学者の間でも意見が割れているそうです。
時々なのですが、歴史を扱った本を読んでいると、自分達がいる現時点も歴史の大きな流れの一部にすぎないって体感できて感慨深いです。はい。

≪NS≫ 担当:松村 「内閣人事局を設置すべきか」
YES側としては、官僚の天下りが中心とした意見。NO側としては、政権がコロコロ変わってしまう日本には不適切といった意見が出ていました!

卒論中間報告

① 川中
問い:戦後日本において、病棟の設備はどのように変化したか。また、その背景にある医療観はどのように変化したか。
仮説:戦後日本において病棟は「治療の場」であった。1980年代以降「療養の場」としての性格も求められるようになり、病棟内の設備も治療以外の目的を持ったものが増加した。
 また、上記の変化は、身体的側面を主眼においた医療が限界を迎え、身体的・心理的・社会的側面などから患者のQOLを追求する全人的な医療に変化したことが要因である。


② 中西
問い:オーディオマニアの「信仰」ともいえる志向はどう形成されたか
仮説:漫画・アニメのオタクに似て、オーディオファンもこだわりの対象が具体的な製品から、わかりやすい特徴へと移行していったため。
しかし、そのような移行が起きた理由は、漫画・アニメとオーディオでは異なる。

方向性が定まっていて、かつ仮説にストーリ性があり、「俺も頑張らなくては!!」と鼓舞されました。
これからも切磋琢磨できるようコメントペーパーもプレゼンも頑張っていきたいと思います。

次の日誌は、カイジ(実写版)似の五十嵐です。きっと藤原達也並に熱のこもった日誌を書いてくれるでしょう。宜しくね!!