こんにちは。
ながら族の末裔こと11期不死原です。
少し遅くなりましたが、20日(月)のゼミについてふりかえりたいと思います。
《4限》
★ニューススピーチ BY ごるじたい
「国内勢初の格安航空、全日空系、課題多く 海外勢攻勢に危機感」(日本経済新聞 朝刊 2011/05/25)
格安航空(LCC)が欧米のみならず、アジアでも広がりを見せ、注目度が高まっている。LCCの攻勢が強まれば、国内の既存大手航空会社にとっての脅威になりそうである。
⇒問題提起:LCCは日本においても広まるのか。
これに対してみんなで議論しました。
LCCを利用したことのある人からすると、たしかに座席が狭かったりサービスが劣る部分はあるが、乗り心地がそこまで悪いわけではないようです。
・安全面に安心がもてれば、格安航空を選ぶ時代になるのではないか
・国内で新幹線などより価格を抑えられれば、大きな需要があるのではないか
・短い距離であれば、LCCが選択されるのではないか
といった意見がありました。
「飛行機に乗って旅行する」ということに特別な感覚はなくなってきているのかなと思います。飛行機も単なる移動時間にすぎないようになったのかと。個人的にはあまり飛行機に乗らないので、飛行機を利用するときは単なる移動に思えません。
今後LCCが日本で広がりをみせるのか注目されます。
★輪読:平川克美『移行期的混乱』筑摩書房、2010年
前回のジュリエット・ショア『浪費するアメリカ人』につづき、今回からまた新しい輪読書となります。
第1章「百年単位の時間軸で時代の転換期を読み解く」 BYあかざーさん、えーちゃん、まいう、さし、ふる
問い:私たちが生きている現代はどのような時代であるのか。
答え:いままで歴史的に経験してきた「政治的・経済的」な転換だけでなく、「社会的・生活史的」な転換も同時に起きている大きな転換期=移行期的な混乱期である。
経済成長率や人口動態といった指標の変化を歴史的に読み解き、現代がどのような時代なのかを論証していました。
問題提議:
1.これからの日本にとって経済成長は必要か。だとすれば、どのような手段によってそれを実現させるべきか。
もちろん、経済成長が望ましいことは確かなこととして、みんな考えていました。ただし、成長のためにつくりだされた制度をうまく維持していくために、なにかまた政策・制度をつくるということを考えると一概にそうもいえないと感じました。経済成長率が低下し、人口も減少していく現代で、政策や制度だけが逆向きに発展し、無理に経済成長や人口減少をさせようとしてしまっているだけなのか。
制度の維持のためだけに制度がつくられてしまうとしたら、たしかに本来の目的から乖離してしまっているなと感じました。
2.人口減少は悪といえるのか。
人口が減ることは、生産も消費も減り、経済も悪化してしまう。というイメージがあるかもしれませんが、本当にそうなのかというとなかなか実証はできません。経済成長とともに人口も増大してきた日本が、経済成長率低下とともに、人口も減少してきている。ただ、政策制度だけは、発展し続けている。1と同じように、人口減少という視点から、経済発展とそのためにつくられていく制度などの関係について話しました。
《5限》4年卒業論文中間報告
この日から4年生(11期)の卒論中間報告が始まりました。
報告者は、パワーポイントでつくった資料をスクリーンに投影して20分程度プレゼンをします。
そして、そのプレゼンに対して、質問やコメント、アドバイスをしていくという進め方です。
・卒論中間報告 BY 不死原(わたしです)
テーマ「日本におけるメディアスポーツの発展と社会の変遷」
概要:近年ではスポーツがメディアと強く結びつき、「メディアがスポーツを変えた」とまでいわれている。スポーツにとってメディアは、その発展や普及に大きな役割をもっている。また、メディアにとってスポーツは、視聴者(消費者)を獲得するための大きなものである。
メディアがスポーツを伝えるときに、消費者の価値観や欲望を反映しているという仮説のもとで、メディアがスポーツをどう伝えてきたのかを通時的に比較していくことで、社会(消費者)のもつ価値観や欲望の変容をみていきたい。
ざっっっくりゆうとこんな感じです。
自分のなんで、この辺でやめときます。。
トップバッターでした。結果はセカンドゴロでしたね。
今日はわたし一人だけの発表でした。
内容はともかくとして、、、
卒論の発表は輪読とちがい、何も知らない人に対して、説明しなくてはならないので、いかにわかりやすく内容や意義を伝えるかが難しいです。その点、とてもプレゼンテーションのよい練習となります。
オーディエンスをひきつけるようなプレゼンができるようになる!かもしれません。
この日のゼミは以上です。
テストとかレポートとかドラフトとか、正直しんどいですが、がんばりましょう。
夏バテしないようにみなさんきをつけてください。
P.S.今年はまだガリガリ君のあたりがでません。