10期の中村です。
昨日は暑かったですね!夏も近いのでしょうか。
もう5月も半分が過ぎたと思うと、本当に毎日早いなぁ〜と思ってしまいます…!<4限>
●輪読『経営革命の構造』4・5章 (担当:あわちゃん、ひでちゃん、やこちゃん)
4章 日本型組織革命の進展
問い:日本はどのようにして、経済復興を開始し、生産力、国際競争力を築いた
のか?
答え:鉄工業、造船業、電気機械工業、自動車工業などの高付加価値産業の著しい発展
から経済復興に成功した。
5章 シリコンバレー・モデルの登場
問い:アメリカで生まれた「シリコンバレー・モデル」という新しいビジネスモデルは
どのようなものだったのか?
答え:情報革命による環境の変化に、競争条件・資金調達・組織構築が新しく変わるこ
とで適合したビジネスモデル。
問題提起:
1)4章では、戦後日本経済を大躍進させたイノベーターとして、鉄工業をリードした川
崎製鉄の西山弥太郎、自動車産業をリードした大野耐一を取り上げている。筆者は本書
で、イノベーションを起こすのは、「突出した個人」であると強調する。
では、現代においてはそのようなイノベーションを起こす「突出した個人」は存在する
のだろうか。
ディスカッションでは、
・ベンチャー企業の社長などが「突出した個人」と言える。
・チームでの企画でも最初に提案した人が「突出した個人」となる。
・チームで協力して行うことが多いため、いない。
・いない。社長というわかりやすい一人の人物に焦点を当てることによって、物語化さ
れているのではないか。
などの意見がありました。
2)著者は「暗黙知から形式知へ」の項で、情報技術の発展により暗黙知を形式知化す
ることが競争の主戦場になったと述べている。しかし、本当に情報技術により暗黙知を
形式知化することはできるのだろうか。
ディスカッションでは、
・機械やマニュアル化で形式知化できる部分も多いが、全てをそうすることはできない
のではないか。
という意見が多かったです。
個人的には2)に関して、やはり様々な状況に柔軟に対応できるのは人間のなせる業な
のかなぁと思いました。<5限>
●卒論中間報告 (担当:まりもさん、くっしーさん)
まりもさん:ルイ・ヴィトン消費から現代の日本女性(若者)を読み解く
「なぜ現代の日本女性はルイ・ヴィトンにこんなにも熱狂しているのだろうか?」と
いうことを、歴史的社会背景などから説明していただきました。
様々な社会背景が私たちの嗜好や関心にいろいろな影響を及ぼしているようで、興味深
かったです。
それから、ルイ・ヴィトンの商品には愛着を生む名前がついていることも初めて知りま
した!新商品の名前途中で噛みそうです〜
くっしーさん:Jリーグ
「なぜ、どのようにしてJリーグは日本にサッカーをプロスポーツ文化として根付かせ
ることができたのか?」ということを、Jリーグ設立における戦略や社会背景、Jリーグ
存続の危機からの打開などから説明していただきました。
今ではすっかり日本に浸透したサッカーが、Jリーグを通してどのように根付いたのか
とても気になりました。Jリーグができて、まだ15年位しか経っていないのは意外な感
じがしました!
先輩方の卒論中間報告を通じて、どのような現象も様々な要因が絡み合っていて、本当
に奥が深いなぁと感じます!!普段からいろいろなことを様々な側面から深く考えられ
るように心掛けたいです。