2023年 11月30日 ゼミ日誌

 

こんにちは!24期大石です!

本日のゼミでは(1)輪読と(2)ニューススピーチを行いました。

 

(1)ニューススピーチ

今回のニューススピーチのお題は「熊被害の増加」でした。

最近野生のクマが東北地方などで人を襲うニュースが増えていますね...

地球温暖化を受けて熊が山間部では食料が不十分で、市街地に現れる「アーバンベア」なる熊が出現しているということも今回で学びました。そんな言葉があるんですね...!

 

人間が利己的な行動によって変えてしまった自然の摂理、それによって生まれた被害。そのような悲しい話は世界には多いですが、ご多分に漏れず今回のテーマもそうでしょう。今後、政府がこの問題に対してどうメスを入れるのか、注目していきたいですね。

 

(2)輪読

今回もボードリヤールの消費社会の神話と構造を読みました。

この世界はシステムでできている。重要なのはものそのものではなく、「関係性」である。という彼の主張が繰り返される回でした。

 

特に今回興味深いなと感じたのは「アート」の話でした。(読み間違えていたらすみません、先生のお話を記録したものなので恐らく間違いはないとは思いますが...)

 

従来アートというものは、その作品に秘められた価値や連綿と続いてきた伝統から生まれる価値が存在する、という価値観があった。→これに対するアンチテーゼとしてポップアートが生まれた。→ポップアートの芸術家たちは「どんなものにでも価値が生まれる」ということを自身の作品を通じて人々に知らしめた。⇔はずだったが、ボードリヤールはそれすらも否定する、と。従来の芸術を否定するポップアートを否定するボードリヤールという構図ですね。「どんなものにでも価値がある」のではないと彼は主張します。大切なのは「関係性」であると。人が価値があるということによってその商品は価値があると決まる、という話ですね。普遍的な存在(例えばキャンベルスープ)に価値があるのではなく、価値があるといわれるから価値があるのだと。

 

面白い話だなって思いました笑。

アートって難しいですもんね。特に海外のファッションショーとか見ていても全くわかりません。あるyoutuberがランウェイに乱入して、適当に自作した服を着てランウェイを歩いたら賞賛されるかという動画を挙げていました。その動画では全く否定されることなく拍手をされていました。まさに!芸術って何!?って感じです笑。

個人的な話ですが、この手のシニカルな笑いは好きです。

 

以上輪読のお話でした。

 

12/6現在、一次選考が閉め切られていますが、希望者のみなさんがしっかりされていて素晴らしいですね😢来年が非常に楽しみです。選考当日はよろしくお願いします。お互い緊張せずに頑張りましょう...!

 

とうとう今年も1か月を切りました。3年生としての1か月、就活生としての1か月、大学生としての1か月、人生の中での1か月。どの視点に立ったとしても、より良い1か月になるように研鑽を積みたいと思います🔥

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!また会いましょう!

間違いなく今年はもう書かないので少し早いですが、よいお年を。

またOBOG会にご出席される方がいらっしゃれば、その際はどうぞよろしくお願いいたします。

 

それでは!