6月17日 ゼミ日誌

こんにちは、20期の中村です。

6月17日のゼミではNS2つと、

『ファッションで社会学する』Part2の輪読を行いました。

 

☆NS①

●問題提起
マイクロチップの義務付けは動物愛護の施策として有用か?

yes側
・飼い主のデータを登録することで虐待や遺棄の抑止力になる
・迷い猫や迷い犬の飼い主特定が容易になり殺処分されてしまうペットが減る
・虐待が行われた場合、加害者を特定しやすくなる

no側
・捨てるために体の一部を切り取られた個体もいる(海外での実例)
・野良犬や野良猫への虐待が増加しうる
・チップを埋め込んでもデータ登録をしていない例もある

 

こうした意見の他、ペットを飼う時には最後まで責任をもって世話をする覚悟を持っているため、容易には捨てないという意見もありました。 

 

☆NS②

●問題提起

不登校児童を学校へ行かせるべきか否か?

※今回の「不登校児童」の定義ですが、上記の少年に限らず、広義の「不登校」で捉えて頂ければ幸いです。
 
YES(例)
・小学校は義務教育なので、強引にでも行かせるべき。
・(上記のケースに限って言えば)ただのワガママなので、行かせるべき。
フリースクールへの通学という選択肢もあるが、フリースクールの実態は不透明。
 
NO(例)
・本人が行きたくないと言っている限り、やめておいた方が良い。
・無理に行かせた場合、更に大きなトラウマを抱える可能性がある。
フリースクールに通わせば良いのでは?
 
こうした意見の他、学校での生活を通して、集団行動やコミュニケーション能力を養うべきではないかという意見もありました。
 
☆輪読
藤田結子・成実弘至・辻泉編『ファッションで社会学する』有斐閣、2017年
 
問:外見を整えるのは何故か?
答:「重要な他者(自分にとって身近な、恋人・配偶者・同性の友人など)」のまなざしのなかで醸成される「自分」のため。
 
以上です。