5月14日 ゼミ日誌

こんにちは!
最近就活が大変なのは横浜DeNAベイスターズがすぐ負けるせいという黄金の法則を発見した18期の小野です。
早速ですが5/14(月)のゼミの報告をしたいと思います。NS2本と輪読が行われました。

NS1 企業は定年を延長し、高齢社員がより長く働けるようにすべきだ
賛成:定年と年金受給開始の間にブランクが生まれる、高齢でも働く意欲を持つ人が多い中で実態に制度が追い付いていない、賃金負担が増える中で誰を雇うかという選別が生まれてしまう
反対:昔の成功体験を引きずりいい影響を与えない人が出て来る、希望者全員に雇用を延長することは費用として無駄、若者の雇用を守るべき
…飲食や物流といった業界全体での人不足というところに対して議論が進みました。平野くん、老害と言わずにお年寄りは大事にしましょう。

NS2 現状、海賊版サイトに対してブロッキングは行われるべきか
賛成:通信については法改正を待ってたらキリがない、クリエイターのの機会損失であり、彼らの権利を守るべき
反対:今回を例外として執行するとブレが生じる、数ある海賊版サイトのうち、今回3つが選ばれたが恣意的であり、効果も不透明だ
…「漫画村」などニュースをにぎわせた海賊版サイトについての問題提起です。何をもって有害サイトかという基準が不透明な中で今回のブロッキングが行われたことについて、今後拡大解釈の恐れもあるというお話が先生からありました。


輪読1『わたしたち消費』 3章
問い:私たち消費が生じる原因とは
答え:共同性を求めるために、ある対象をめぐるネタ的コミュニケーション連鎖の発生により、消費が促されることによる
【問題提起】
SNSの普及に伴い、多くの情報を目にする機会が増える中で、「見えないヒット」は今後どのように変化していくのか?
SNS発のブームであっても、結局テレビなどマスメディアに取り上げられることで大ヒットにつながるのでは?という意見が出ました。

輪読2『わたしたち消費』4章
問い :どのように<わたしたち>消費をマネージするか
答え :コミュニケーションの盛り上がりのサイクルを意識し、受け手とともに「ネタ」を共有する。企業と消費者の間で双方向的な協力関係を築く。
【問題提起】
私たち消費は主流となり得るのか?
…未来ということで難しい問題提起でしたが、ハッシュタグを用いた内輪のコミュニケーションやターゲットを細かく絞った商品の売れ行き増加など、主流と言わないまでもある程度傾向はみられるという意見が発表されました。
10年前のテキストということでケータイ小説とか「脳内メーカー」といった懐かしのヒット商品が登場するためにニヤニヤする今日この頃でした。
以上です。