8/19 三田論中間報告

12期の土屋です。今回は三田論中間報告でした。

使用するはずだった教室が施錠されていて移動を余儀なくされたりと波乱の幕開けでした。。お待たせしてしまった先輩方、すみませんでした!

今年の三田論のテーマは若者向けファッション誌の変遷です。真君がどうしてもやりたいというのでこれに決定しました笑

問は「ファッション誌は若者の嗜好をいかに反映していったか?また、若者のライフスタイルにいかなる影響を与えたか」というもので、
それに対する仮説は
70年代はしらけ世代に、
80年代は新人類世代に、
90年代は団塊ジュニア世代に対応している、ということにしました。

大まかな論証の流れとしては、70〜90年代の代表的な女性誌を数冊取り上げ、その内容の分析をし、そこから若者論に示されているような世代の特徴を抽出していくという感じです。

取り上げる雑誌は、出版年鑑等で調べて重要と思われるもの(たとえば70年代ならan-anなど)で、内容分析にあたっては読み物のページや掲載広告、ページ構成等に着目する予定です。

先行研究のサーベイはけっこうやっているつもりだったのですが、先生からいただいたプリントのなかで必読とされていた先行研究にはほとんど目を通しておらず、甘さを実感しました。

というよりも、読むべき先行研究の調べ方といいますか、研究したい分野の見取り図的なものの調べ方が僕にはよくわかりません。。

また、指摘されたことですが、研究は、先行研究を超えるものでなくては意味がないし、つまらないものにすぎない。今回の研究は、先行研究の若者論のジャンル分けに従って、それに合致するような内容を拾ってくるとしましたが、それでは何も新しい切り口は生まれないし、また、こちらが恣意的に都合の良い内容を拾うようならば仮説に合致するのは当然で、客観性が保たれないと思いました。

社会学系の研究って難しいですね。よって立つべき理論のありかもわからなければ、客観性を保つのも難しい・・。とりあえずは今回必読とされた先行研究のサーベイをします。

三田論の話し合いが進むにつれて三田論の難しさがわかってきました。団体スポーツと違っって全員のモチべを同じくらい高く保つのはちょっと難しいのかもしれません。

三田論を乗り越えて強くなりたいです!笑