石川です。
最近頭だけが熱くなる、「冷えのぼせ」が流行っているみたいですね。
遅くなりましたが、ゼミ日誌始めていきたいと思います。
【ニューススピーチ】
公立小中学校の統廃合を推し進めるべきか。
Yes側の意見では
・統廃合をするかという議論が出るレベルまで現状の学校数がそぐわない状況に陥っているのでは。
・部活の指導や学校教育の面で最低限のレベルを保つ人員の確保につながるのでないか、といった意見が出ました。
一方、No側は
通学における児童の体力的負担増・通学の安全面への影響、地域に根付いた活動ができる場として活用すべき、統廃合による教授の負担増があることなどを述べていました。
私もNo側の立場として発言したのですが、やはり最近通学時の児童誘拐事件が多発しており、自宅から距離のあり場所に子供を通わせたくないと思ってしまいます。財務省は小中学校の統廃合で中長期的な財政支出を抑制すべきだとしているそうですね。
【輪読】
山本理奈『マイホーム神話の生成と臨界』1章
問い:商品住宅はどのように普及したか?
仮説:戦後供給不足(①ゼネコンや住宅メーカーの登場②ディベロッパーシステムの登場
③公的セクターによる住宅の供給と持ち家取得の補助)⇒持ち家の大衆化
著者は「生」の様式が表れており、社会的意味が付与されているということから
「住宅」という視覚により、経済面だけではなくあらゆる生産・消費において
創造的活動がなされている現代社会を見ていく、という目的で書かれています。
私達の生活と切っても切り離せない「住宅」というテーマでとても興味深い本でした!
【卒論発表①】あやなちゃん
〜PBから見るコンビニエンスストア〜
問い:コンビニエンスストアの成長過程で、PBはどのような役割を果たしたか。
また、コンビニエンストア企業のPB戦略の差異は、以後業績にどのような影響を与えたか?
仮説:コンビニエンスストアにおけるPBは、社会の変化に対応し成長する過程で、消費者のニーズを満たす手段としての役割を果たしてきた。
コンビニエンスストアのPB戦略は業績に大きく結びついており、PB戦略を早期にとった企業は、業界をリードする存在となっている。
一方で、追随した企業はシェアを伸ばすことができていない。
最近コンビニのPB商品競争が激化していて、コンビニ各社の独自商品アピールがCMに色濃く反映されているな、と感じていたので、面白いなと感じました!!
【卒論発表②】あきなちゃん
〜農村空間の商品化と都市生活の関係〜
問い:農村空間はどのように創られ、都市住民に消費されてきたか。またその要因は何か。
仮説:戦後の農村空間はリゾート開発が進み、「農村らしさ」は珍しさという点から注目された。1992年以降、「体験型」の農村空間が創られることで、都市住民との交流が活発になった。そして農村空間は多様な形で都市住民の生活空間の一部になりつつある。それらの背景には、都市住民に対し農村イメージや消費方法を提示しているメディアが影響している。
昔の日本映画を見た時に、ものの50年のうちにここまで日本も大きく変容していったのだなと、とても驚いてしまいます。農村風景が珍しいと認識されてしまうなんて、昔の人からするとびっくりですよね。
では、遅くなってしまいましたが次の担当は石田君です!
もうすぐ三田祭ですが、平野ゼミの三田論ブースにぜひいらしてくださいねー!