どうもこんにちは。16期のチョウムイです。
今日は爆速で更新していきますね。(笑)
2017年最初のゼミにおいて、三年生による卒論再発表4つとNS一本をやりました。
【卒論中間報告Ver1.5】
星野「CMと外国人タレント」
問い:外国人を起用するCMの内容は時代を通してどのように変化したのだろうか、またその要因は何か
仮説:
- 時代区分I(1970年代)
外国人タレントをCMに出すことで高級感やかっこよさを醸し出している
- 時代区分II(1980年代)
非日常の世界にいた外国人タレントを消費者の日常的な空間に引きずり込むことでギャップを生み、親近感を与えている
- 時代区分III(2000年代)
一般人を起用することで有名人の個性に引っ張られることなく人種のステレオタイプなイメージを商品に付加価値として与えることができる
- 変化の要因
時代区分I〜II…高度経済成長を経て日本が大国になるにつれ、国民の敗戦国という意識が弱まり外国人との心理的な距離が縮まった反動ではないか
時代区分II〜III…バブル崩壊により国民の贅沢品需要が低下し、外国人タレントを起用することの費用対効果が薄まったのではないか
松坂「オム二チャネル」
問い:日本とアメリカにおけるオム二チャネル戦略の違いは有るのか。もし有れば、それは何に起因するのか。
仮説:
A 企業戦略の違いは存在する。
A1 生産者側の要因のため
企業ごとのターゲット層、店舗展開、企業規模などをリスト化、比較。
A2 消費者側の要因のため
日米についての消費、消費者行動の比較研究と、オム二チャネルの性質と関連が有るものを広くピックアップする。
山口「六次産業化の成功する要素は何か」
問い:六次産業化が成功する要素は何か。また六次産業化を進めた結果、地域ブランドはどのように成り立つのか。
仮説:六次産業化の方式には地域内発型、農商工連携型、川下主導型のタイプに分けられる。しかし川下主導型では、現代の人々が農村に対して求めている地方特有の物語性や資源を十分に反映しきれない。また川下主導で大量生産されることにより、商品の稀少性が薄まりブランドとしての価値が薄まる。よって長期的視野で成功をするためには農村主導の手法をとる必要がある。
福西「映画館と観客」
問い:近年の映画館はどのような場か
仮説:aの立場、bの立場に従う。他者と映像を共同体験して得る一体感を人々は求めている。特に知人との一体感強化を求めている。しかしながら、社会的交際の延長で知人と映画館に行くことは映画館が本来もたらしていた非日常性を損ねることとなる。その結果3Dや4DXの様な従来とは別の形で非日常性が充足されるようになった。
*映画館で映画を見ることは:
(a)他者と映像を共同体験したいという意識
(b)社会的交際の延長上
【ニューススピーチ】
担当者:佐藤
議題:「東大の女子に対する家賃補助は妥当か」
[YES]
- 女子(特に地方)の志望者が上がる(かも)
- 女子寮が7年前につぶれている
[NO]
- 男女平等ではない
- 「家賃補助よりもトイレの増設・改修とか、施設の改善をもっと進めてほしいですね」という声もある
満場一致でNO側でした。
NO側の主な意見として、「女子学生の比率を増やしたい」という東大側の狙いに対して、有効的な対策ではないため。
在学生に対して良い制度かもしれないが、女子の受験生を増やすという点ではあまり有効的ではないですね。
ゼミは残りあと2回です!気を抜かずに最後まで頑張っていきましょう。
そして、今週の土曜日(1月14日)に日吉でOBOG会を行います!
その様子についてあっちゃんが更新してくれますので、どうぞご期待ください!