6月20日 ゼミ日誌

13期松村です。


ゼミ説に参加したみんなは、お疲れ様でした。
2年生から「どんな雰囲気のゼミですか?」という質問が多かったそうですが、僕が感じる平野ゼミは「真面目で一致団結して物事に取り組む」といった感じです。少人数だからよけいこういった側面があるかもしれませんね。


〜〜〜〜〜〜4限目〜〜〜〜〜〜
◆NS◆
「米情報監視ショック―史上最大級の内部告発―個人保護かテロ対策か?」」朝日新聞2013年6月12日
【問題提起】
安全保障のために政府が個人情報を収集・分析することを容認すべきか?
担当:りょーた
【YES】
・国防のため
・容認しないところで実際に進んでいる流れは止められない
・人権擁護に過敏すぎるのでは?
【NO】
・どこでデータが集められているか不気味
・どうせなら公表させない方が良い
・テロの危険性が薄い日本ではまだ必要ない
人権か国防かという議論になりました。また日本国内の事例にも触れました。


◆輪読◆
ポピュラー音楽と資本主義
第1章 ポピュラー音楽と資本主義
担当:五十嵐・石塚・山田×2
【問い】
マルクス主義的なポピュラー音楽批判は、1970年代までどのように変遷してきたか。
【答え】
ポピュラー音楽の議論の祖であるアドルノは1960年代まで資本主義の装置であるとして批判したが、1960年代はロックのように政治性を持ち、資本主義の論理に反抗的な音楽も存在した。1970年代にはアドルノに対峙し、ポピュラー音は文化実践であるという批評が登場した。
【問題提起】
・現代において経済と文化はどのような関係か。
ボーカロイドなど最新の話題に触れながら議論を進めていきました。
筆者はマルクス的批判理論を用いて論を展開していくようです。


〜〜〜〜〜〜5限目〜〜〜〜〜〜
◆NS◆
混合診療の対象を拡大 政府、成長戦略で」日本経済新聞2013年6月13日
【問題提起】
医療の混合診療を全面解禁すべきか?
【YES】
・消費者視点で立った時メリットが大きいのでは
・お金のない人が最新の医療を受けられる
【NO】
・医療格差が拡大してしまう
・患者の優先や差別が発生してしまう
人の生死や健康に関するニュースのため倫理的な議論になりました。


◆輪読◆
ポピュラー音楽と資本主義
第2章 ロックの時代の終焉とポピュラー音楽の産業化
【問い】
70年代、ポピュラー音楽はどのように産業化したか?
【答え】
フォーディズムからポストフォーディズムの時代への移行に対応して、音楽産業も大量生産・大量消費から小さな差異化・セグメンテーション化へ移行したことで音楽の商品ラインアップは圧倒的に広がり音楽が消費されるサイクルは急加速した。これによって音楽ソフト産業はハード産業からの独立が進んだ。
【問題提起】
・70年代の音楽の生産は本当にポストフォーディズムと言えるか?
・ポストフォーディズム化は生産者と消費者、どちらから始まったのか。
60年代は反資本主義を掲げていた音楽が、70年代の後記資本主義化とともに産業化した様子を説明した章です。


最近暑くなってきたので海かプール行きたい…
次回は直人でーす