13期の山田直人です。
本来なら、順番的には来実ちゃんなんですが、用事により欠席のため代打を頼まれました。
ということで、山田の代打の山田です。かわいい日誌を期待していた人ごめんなさい。その代り、できる限りかわいく書いていこうと思います。
今回は輪読と卒論中間報告でした。
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NS 担当:深澤早紀子
「メーカーの価格指定容認、経産省・公取委、安値緩和目指す」日本経済新聞2013年6月19日夕刊
【問題提起】メーカーの価格指定を容認すべきか?
【YES】
・収益改善で新商品の開発が進みやすくなる
・メーカーと小売りの力関係が対等になり、安値競争が緩和される
・価格競争の行き過ぎは消費者の利益を損なう
・現在、収益が安定していなメーカーの助けとなる
【NO】
・小売価格が膠着し消費者の利益が損なわれる
・拒むことができる制度があれば形骸化されるし、拒むことができなければメーカーが力を持ちすぎる
→小売側、メーカー側の両方から考えた制度が必要
・チャネルの硬直化など、卸に影響が出る可能性
ここでいうメーカーは主に中小であり、小売の力が中小企業に対しては強すぎるので何らかしらの対策が必要であるという話でした。
輪読 『ポピュラー音楽と資本主義』第3章ポップの戦術―ポストモダンの時代のポピュラー音楽
担当:岩橋・川中・長堀・深澤
【問い】ポップの戦術とは何か。
【答え】商品化や資本主義に対してシニシズム的な見方をとりつつ積極的に資本主義を利用する試みである。
【問題提起】「七十年代のロックと芸術を考える際に興味深いのは、ロックが芸術になったことではなく、芸術の方がロックの変容に合わせてその本質を変化させたことです。(p.86)」とあるが、それは本当か?
見解としては、どちらとも言えないや相互に作用していたという意見が多かったですが、ロックバンドにアートスクール出身が多いことなどから芸術が先だという意見も出ました。また、若者文化としては芸術よりも音楽の方が身近な事にその要因があるのではないかという話もありました。
卒論中間報告1「ミネラルウォーター消費の考察〜水に与えられれてきた意味の変遷から〜」小林郁美
【問い】
日本におけるミネラルウォーター類の消費は、なぜ広まってきたか。具体的には、ミネラルウォーター類の消費のされ方と消費される意味はどのように変遷してきたか。
【仮説】
70年代はウイスキーの水割り用(業務用)としての役割を担っていた。83年に家庭用ミネラルウォーターが発売されてからは、水道水の代替として家庭でも消費される機会が徐々に増加し、90年代には震災などを引き金として、ますます日常になじみ深い飲み物となった。また、この過程は生活の質を重視する時代の進展と同調していた。
卒論中間報告2「東京の都市変遷と消費形態」平塚准貴
【問い】
東京は今までどのような都市変遷を経て現在に至っているのか。また、各都市形態は、人々の消費とどのように結びついていたか。
【仮説】
年代 都市形態 消費形態
1946〜54年 都市化① デパート
1955〜68年 郊外化(相対的分散) スーパー
1969〜84年 逆都市化① チェーン
1985〜00年 逆都市化② ファストフード
2000〜11年 都市化② ?
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以上です。卒論も4回目の中間報告が始まりました。分析なども始まり、みんなの卒論を聞くのはやっぱり楽しいですね。そろそろ自分も準備しなくちゃ…。
28日には潮杯という名のフットサル大会があります。去年も春・秋の両方に参加して非常に楽しかったので、今年も楽しみです。今年は経験者が豊富なので決勝トーナメントを目指したいですね。
次回は来実ちゃんなはずです。びば山田同盟!よろしく!!