10月21日(木)ゼミ日誌

どうもこんにちは、10期のあわくらです。
最近は秋スタートのドラマをたくさん見ていて、思いを巡らせています。

では早速10月21日(木)のゼミを振り返りたいと思います。



【4限】
◆ニューススピーチ 担当:べーこん
文科省も決定先送り 朝鮮学校無償化」
問題提起:高校無償化の際に、朝鮮学校も無償化すべきか。
ん〜反日感情など、根が深い問題でした。


◆輪読 担当:粟倉、大内、待井、鶴崎、不死原、米澤
ジョージ・リッツァ『消費社会の魔術的体系』明石書店,2009
第一章

問い:新しい消費手段とはなにか?
答え:以前の消費手段と比べ、あらゆる商品やサービスの消費を可能にし、かつ強要するような環境(=消費の殿堂)のこと。

今回は第一章ということで、「新しい消費手段」や「消費の殿堂」などの語句の定義付けと、その具体例の紹介がメインでした。

問題提起:
① 筆者は、新たな消費手段=消費の殿堂は消費を強要すると述べているが、果たして本当にそうだろうか。個人の消費行動は環境によって大きく左右されているのだろうか。
② 本書に「消費環境が機械のように過度に効率的であると、人々が飽き飽きして、興味を失う傾向がある」とあるが、本当にそうだろうか?
(過度に効率的であっても、つい買ってしまうような現象もあり得るのでは?)


まだ一章の段階だったので、そこまで深い議論はできませんでしたが、これから読み進めるにつれて理解が深まっていくと思います。(今三章を読んでいますが難しい!)

① について。個人の消費行動は何によって規定されるのか…大きなテーマですね。
やはり、環境の影響は個人的には大きいと思います。でも、すべて環境(買う場所)に影響されているわけではないのかなと。購入する商品によっても異なってくるだろうし、ある程度自分の意思を持った消費者もいるのだと信じたいです。来年からの私の仕事にもかなり関係があるので、卒業するまでに追究したいと思います。笑

② について。これは脱魔術化の話ですよね。
コンビニが新しい消費手段として取り上げられていました。コンビニは効率化していてもつい買ってしまう仕組みになっている。確かにそうですね。
脱魔術化については3章以降で出てくるのでその時に期待しましょう。



【5限】
◆三田論中間報告 11期生
問い:受験生は“受験すること”に対してどのような意味を見出しているか。
仮説:〜1960:安定志向
       ↓
   60年〜80年:上昇志向
       ↓
   80年以降〜:他人志向(?)

それぞれの時代において、試験、階層・学歴、受験情報、受験生の声を見ていき、そこから受験生にとっての受験の意味を考察しようという流れでした。
雑誌分析が面白かったです。結構雑誌は遠慮なく学歴偏重主義な記事をバシバシ書くんですね。笑



3年生は今とても三田論忙しいと思うけど頑張って!!
これを読んでくれている2年生の方、もしお時間ありましたらぜひ三田祭にお越しくださいね♪
4年生は引き続き卒論を進めましょう。。。


いきなり寒くなりました。鍋の季節です。
風邪などひかぬよう、みなさん御身体ご自愛ください。
では、このへんで。