11月1日 ゼミ日誌

こんにちは。12期古川です。

11月1日のゼミ日誌です。

今日は同期のみんなと山田(寛史)の実家で経営している「和食 おか田」に行って参りました。どの料理も大変美味でした。

みなさんも一度訪れることをおすすめします。特にお父さんが女子大生を求めていたので、13期で行ったら喜ばれると思います笑


【4限】
○ニューススピーチ(中西)

都知事候補 後出し競争 有力者だんまり」 (朝日新聞 10/31)

問題提起:
都道府県知事選の候補者に関する報道を、立候補から告示までの期間中は規制すべきか?

見解:
規制すべきである。
・立候補のタイミングによる候補者への批判がばらつくのを防げる。
・マスコミによる世論の誘導をある程度軽減できる。

反対側として、
規制をしたところで結局キャラクターが強い人が有利になる、ネットなどを利用して情報が出回るだろうといった意見がありました。




○輪読
『都市と消費とディズニーの夢』第2章ショッピングモールの思想 (川中、松村、直人、杉原、吉田)

問い:ショッピングモールはどのように生まれたのか。その理念・思想とは何か。
答え:20世紀の都市中心部の荒廃以降、新たに都市が狙っていた役割を果たす存在を作り出すために、古き良きアメリカの再現を測ったがディズニー等によってショッピングモールの概念は形成された。

問題提起:
①ショッピングモールは人々の交流を取り戻す場となりうるのか。
②都心を維持・発展させるためには、管理・排除、多様性・複雑性のどちらが必要か。


①については両方の意見が出ていました。ショッピングモールに多目的ホールや市場のような施設ができており、イベントなどを通じて家族や周りの人々との交流を図れるといった意見があった一方、核家族化など現代の問題を解決するには及ばないという意見もありました。
個人的には後者の考えに賛成でした。先生がおっしゃていたように、人口的に作られた商店街は人の流れを生み出すだけであり、そこから人々の交流を生み出せるのかが疑問でした。

②についてはみんな多様性・複雑性が必要だという意見だったと思います。ただ管理・排除という言葉の響きがネガティブな印象を持つというのも確かに納得できます。
僕は、どちらが必要というよりは両方必要なのかなって気がしました。管理排除されている場所や複雑化している場所が共存しているから上手くバランスがとれると思います。




【5限】
○三田論中間報告(3年生)

問い:日本のホテルにおける合理化はどのように進展してきたか。
仮説:明治期に誕生したホテルは日本人にとって未知なもの、非効率なもの、つまり魔術的なものであった。しかし、1970年頃からホテルは日本人に身近なものとなり、マクドナルド化という形で合理化、つまり脱魔術化していった。そして、1980年代に入ると、従来のマクドナルド化とは性質の異なる新たな合理化が現れた。現在に至るまでこれらの合理化が存在している。

段々と論文の形が明確になってきましたね。

出てきた意見としては、最後の新たな合理化についてが多かったです。
今回の論文の重要な箇所だと思うので、ここをどういう風に見せるかがポイントのような気がします。
ただ先生や4年生の意見ももちろん大事だけど、研究内容については自分たちが一番接してきているはずなので、みんなで出した答えに自信を持てばいいと思います。
次回の最後の報告を楽しみにしています。

去年もこの時期に急に分析する雑誌を2,3種類増やして、国会図書館に通い詰めになったのを思い出しました笑
ここが正念場なので3年生は本当に頑張って!