6月13日 ゼミ日誌

こんばんは、深澤です。
最近13期の有志で、原宿のパンケーキを食べに行きました!
パンケーキブームはもう落ち着いたのかと思っていましたが、
休日では無いのに二時間半待ちだったのでびっくりしました。
みなさんパンケーキを食べに行く時は気をつけましょう。

6月13日のゼミは、輪読のまとめ、卒論中間報告、三田論中間報告と
盛りだくさんな1日でした。

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NS 担当:小林
【問題提起】高速道路を無料化すべきか
【見解】無料化すべきでない
【メリット】
・より多くの人がインフラを享受できる
・むだな高速道路が作られるのを抑制できる
・他の公共交通機関の値下げを促せる
・地方の活性化や観光業の振興につながる(都市→地方に移動しやすくなる)
【デメリット】
・渋滞が起こりやすくなる
・維持費を増税などで賄う必要がある
・現在の民間企業による運営の継続が困難になる
・地方の空洞化につながる(地方→都市に移動しやすくなる)

二酸化炭素発生の問題や、
交通道路の無料化は全ての人のためになるのか等、
様々な視点から考えることができて面白かったです。



日本産業社会の神話 まとめ小池和男さんが唱えた、「通説は間違っている」という論証には説得があるのか等を
話しあいました。
日本的経営の評価は、

1950s~70s 特殊  遅れた日本
70s~80s  非特殊 日本も合理的
80s~90s  特殊  進んだ日本
90s~    特殊  遅れた日本

と年代によって評価されているそうです。
この日本産業社会の神話はこの評価の変遷の続きであり、
日本は非特殊・合理的であると述べられていました。



卒論中間報告「何故プロレスは衰退したのか」松村
問い:日本社会の変化に対してプロレス団体はどう変化してきたのか。またそのなかでなぜプロレスは大衆的な人気を失ったのか。
仮説:当初は敗戦直後のコンプレックスを刺激するようなアングルが多かった。日本が経済成長を果たした72年から個人間の競争を扱うアングルが盛んになる。84年以降になると大団体からの独立が盛んになり他団体化が進む。94年ころになると団体の体力が失われ消費者が求めている物語を提供できなくなり大衆的な人気を失う一方、マニアックな差異化が進行していく。またより魅力的な工業のため団体間のレスラーの交流が多くなる。


三田論中間報告
今回は三田論のテーマ候補を4つ出して発表していました。

テーマ候補1:ヘアビジネス
問い:理美容室に見いだす価値の変遷から何が読み取れるか
仮説:①〜1970年代前半…身だしなみを整える場
   ②1970年代前半〜1990年代半ば…美意識を求める場
   ③1990年代半ば〜2000年代前半…憧れの職業を実現する場、より強い美意識を求める場
   ④2000年代前半〜現在…多様なニーズに応える場

テーマ候補2:テーマパーク
問い:今後日本でテーマパークが生き残っていくために必要なことは何か
仮説:消費空間を作り上げ恒常的な利益を出すこと
具体的には…①物販収入の創出②リピーター率の向上③物語性の創造④外国人観光客の招来を視野に入れた立地確保

テーマ候補3:書店業
問い:書展と読者の関係の変遷から見た消費スタイルの変化はどのようなものであったか
仮説:〜70年代:中小小売りが中心
   70年代〜:書展のチェーン店化、大型化
   00年代〜:ネットメディアの登場

テーマ候補4:コンテンツ産業
問い:今日、アニメツーリズムに代表されるような観光が注目されているが、これにはこれまでの旅行者の行動とどのような違いがあるか?またその違いの要因は何か?
仮説:産業社会から情報社会に移行したことで旅行者はコンシューマーからプロシューマーへと変化した。

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以上です。今回のゼミは久々に6時半まであったので、新鮮でした(*^_^*)
次の日誌担当はみずえちゃんです♪