みなさんこんにちは、11期佐藤です。
今週の15(水)に日吉でオープンゼミを行いました。来てくれた2年生、寒い中そして5限という遅い時間に本当にありがとうございました。
今回はそのオープンゼミについて振り返りたいと思います。
2010年12月15日(水) 5限 オープンゼミ@日吉 ディベート
【お題】「コンビニエンスストアの深夜営業(0時〜6時)を禁止すべきである。」
Yes(禁止すべき)側立論(ひろこさん、かっしーさん、ごーさん、さっしー、ひろたか)
1.環境に負担をかけているから
→24時間営業を見直すことで、CO2排出量が減る。物流コストは2%増えるが、エネルギー消費量が6%減る。すなわち、トータルで4%減る。
2.不採算であるから
→チェーン店では、本部へのロイヤルティーや人件費、光熱費、廃棄ロスがかさむので、売上に見合わない。店舗によってはオーナーが赤字を補てんしているところも…。
深夜営業をやめたことで利益が上がった店舗があったので、こういった例に倣うべき。
3.コンビニ店主への身体的・精神的負担が大きいから
→現状では休日返上で長時間勤務のオーナーが70%にものぼる。オーナー自身も悲鳴をあげており、過労死にまで至ったケースも。店主への負担を考えたら、規制すべき。
4.コンビニ周辺の治安の悪さは、地域の迷惑となっているから
→深夜のコンビニがたまり場となっており、騒音などで迷惑だと感じている人が70%もいる。そのことが悩みになっている人も多い。
5.店員の安全性を確保できないから
→コンビニ強盗の80%が深夜時間帯に発生している。本部で防犯対策を行っていても、想定通りにはいっていない。カメラ設置のコストも割に合わないので、深夜営業は不安が多い。
No(禁止すべきでない)側立論(あわちゃんさん、はるかさん、べーさん、ふっしー、みやぽん)
1.経営上のメリットがあるから
→試算によると、深夜営業をなくすことで総売上が約20%減少する可能性がある。また、閉店作業も行う必要が出てくるので、手間がかかる。
2.防犯効果が減少するから
→交番・駐在所数が減少する中、コンビニの防犯効果に期待する住民も多い。実際に、駆け込みへの対応も深夜帯には多い。
3.消費者の利便性が低下するから
→若い世代を中心に、深夜にコンビニを利用している。便利だと感じるのも深夜に買い物する際が多い。深夜営業がなくなると、いつでも利用できる利便性がなくなる。
4.雇用状況に悪影響を及ぼすから
→コンビニの24時間営業店舗数から、規制によって約6万人の雇用機会が失われる可能性も。深夜しか働けない人の受け皿にもなっているので、規制すべきでない。
立論に対しての内容も書かせて頂きました。
(ざっくりと書いたので、誤解を与えてしまったらごめんなさい…。)
結果:7対2でYes側勝利!!
Yes側でやっていたので嬉しい限りですが、反省点もいくつか…。
・自分で思ったのは、レジュメ(Yes側)は文字が多く、見づらかったかなと。時間がない中で、相手やオーディエンスを説得するには、No側のようにグラフを多く使ったりだとか、要点をもっと絞るべきかな、と思いました。今思えば、直前に削った部分が案外大切だったりそうでなかったり…。
・数の問題(サンプル数)とかで相手の立論を潰そう(反駁)したのが多かった。自分たちの立論を生かして、論理的に反駁した方が、説得的だし、見栄えもいい。
→これに関しては、何人かから指摘を受けました。確かに、数は攻めやすいですが、説得的ではないなと。
ただ、今回は両チームともチームワークよくできていたかなと思いました。
以上がリマインドです。
2年生のみなさん、ひらぜみの雰囲気はつかめたでしょうか。うちのゼミはディベート
以外にも、輪読だったり、ニューススピーチだったりと、活動は多岐にわたります。
普段は輪読がメインで、ディベートは月1回程度です。輪読やニューススピーチを体感したい方は、1/6(木)のゼミ@三田ではその2つをやる予定なので、この日に見に来てください!最後のゼミ(1/17(月)?)はまたディベートです。これもよかったらぜひ!!
では!!駄文を失礼しました。