6月10日ゼミ日誌

 

こんにちは。25期の大野です。

最近暑くなってきましたが皆さん如何お過ごしでしょうか。

(私は海に入ろうとしたのですが、さすがにまだ寒くてひざ上でギブアップでした。)

ゼミで使う教室にいち早く冷房が効くことを願ってやみません。

 

さて、本日のゼミでは、

1.「ファッションで社会学する」輪読

2.ニューススピーチ×2

を行いました。

1.輪読

ストリートファッションについて、従来は場所に根ざしジャンルが明確に分かれていたのに対し、現在ではインターネットの台頭によりファッションの伝播する方法も変わり、ストリートファッションの定義から変わってきているのではないかという議論がありました。

確かに昔の竹の子族太陽族といった部類は比較的サブカルチャー的と言うか、あくまでも一般から離れて独立したスタイルを打ち立てていたように思います。現在でもファッションのジャンルの棲み分けとして、「下北沢系」「渋谷系」「新宿系」という言葉はあるものの、そこまで目に見えて大きな違いもなく、まだ奇抜さもありません。

平野先生が授業中によく最近の若者はおしゃれではないとおっしゃられますが、たしかに無難な格好をして丸く収まっている若者は、奇抜で自己表現のためのツールとしてファッションを楽しんでいた昔とは大きく違うのかもしれませんね。(とはいえ、私達だってそれなりにこだわりを持って服は選んでいますけどね。わかりやすく奇抜な格好は減っていますが。)

次に、ファストファッションについて。

本書では言葉の定義、発展の経緯、問題、今後の展望について書かれていました。ファストファッション、もちろんほとんどの人がその問題については認識していると思います。じゃあサステナビリティエシカルな発想をもとにフェアトレードの商品を買うかと言われたらどうでしょうか。まあ、高いし買いませんよね。(環境系の学生団体で活動している私にとってみれば非常に心苦しいですが、事実その余裕はないですよね(;_;))

ではなぜエシカル消費が広まらないのか、それは私達日本人が当事者意識が低いからだという意見が出ました。たしかに平和ボケしている日本人は戦争的な面だけでないく、環境問題に対してもどこか他人事のように感じているのかもしれません。今後ファストファッションは現在の人気の高さから見ても、需要がある限りは発展し続けるだろうという結論に収束しました。

 

2.ニューススピーチ

◯日本でライドシェアの全面解禁をすべきか

YES
・高齢者の移動手段となる
・新たなビジネスとなる。
・CO2の排出を減らすことができて環境に優しい。

NO
・ライドシェアは危険であり、犯罪につながる。
・タクシー事業者やプロタクシードライバーの収入が減る。
・結局都市部にドライバーが集中し、地方では発達しないと予想される。

 

これはゼミ内でもかなり意見が真っ二つに割れました。やはり責任を取れる会社がバックにないと怖いし、質の低下がおこりかねないというNO派と、事実足りてないんだから増やして気軽にタクシーを利用できるようにするべきというYES派で分かれました。

ライドシェアを始めるにしても、ある程度の規則は設けて安全性を確保する必要はありそうですね。

 

◯育休取得率の公表や柔軟な子どもを持つ従業員の働き方に関する制度の導入を義務化するべきか。

YES
・夫婦で共育て・共働きがしやすくなる。
・夫婦どちらかに負担をかけすぎることを防げる。
・義務化することにより育休が取得しやすくなる。
・育休取得率の公表によりその会社をイメージしやすくなる。

NO
・育休制度によって仕事に支障が出る。
・フォローする人の確保や引き継ぎが難しくなる可能性がある。
・子どもを持ちたくても持てなかった人へのフォローする制度がない。

 

就活する3,4年生からしても福利厚生的な面から取得率に関しては公表されていれば安心ですし、ミスマッチも防げそうです。しかし一方で中小などどうしても母数が少なく1人欠ける影響が大きければ大きいほど苦しいということも事実です。一律義務化の難しいところですね。

 

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最後に、前回の一安くんに引き続き夏おすすめソングを紹介します🌞(したいだけ)

【眩しい、眩しすぎる/離婚伝説】

さわやかで心地よいサマーソングです。ぜひ。

 

脱線しましたが、以上で活動報告とさせていただきます👋