10月24日 ゼミ日誌

こんにちは、23期の髙木です。

10月とは思えないくらい寒いですね、、。空調が一括管理されていて暖房がつけられないので、ゼミ員も凍えそうになりながら活動を行いました。

本日はNS2本と輪読(プロ倫)でした。

 

【NS①】
『政府は電気代やガス代を早急に一律で価格統制すべきか』
賛成:
・家計や事業者の負担軽減
・コロナ禍の補助金のように一律の方がわかりやすい
・収入と電気やガスの使用量は比例しない(収入で基準を設ける場合)
反対:
・恩恵が富裕層や好業績の企業にも及んでしまう→基準を明確にすべき
・莫大な補助金
・値上げによる節電効果が薄れてしまう

一律でない場合どこで線引きをするかと、節電効果が論点となりました。線引きに関しては、「困窮層向けの策なのに富裕層らも恩恵を受けてしまう」という反対側の意見に対し、「収入と電気・ガス使用量は比例していない」と賛成側は意見しました。節電効果に関しては、「電気代が値上がりし、親に注意されるようになったため節電効果はある」という意見もありました。

 

【NS②】
リカレント教育を推進するべきか』
賛成:
少子高齢化に対する労働力の質的向上
・IT産業の人材不足に対応できる
反対:
・非正規、シニア、中小従業員が参加しにくい環境
・正社員においても時間や金銭的な理由からニーズが少ない

キャリアアップに繋がるかの是非や、効果の大きさが論点となりました。
先生の話によると、企業に留学制度などがあっても企業は制度を利用することにいい顔をしないという事例があったそうで、このような教育制度は形骸化している場合もあると知りました。

 

【輪読】
マックス・ウェーバープロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』日経 BP 社,2020

第1章 問題提起
問い:「資本主義の精神」とは何か?
答え:道徳的な正しさと利潤追求の思想をあわせもつ倫理のこと
→第1節 信仰と社会的な層の分化
→第2節 資本主義の「精神」

本日から「プロ倫」の輪読に入りました。第1章は問題提起ということもあり、前提知識となる歴史的考え方も多くかなり難しかったです。輪読で扱わなければ出会わなかったであろう文献であるため、この機会に歴史的倫理観を学ぼうと思います。

 


本日は以上です!次回は3年生の三田論発表です。前回ご意見いただいた点を改善し、完成に向けてより良い発表ができるように頑張ります!