10月20日ゼミ日誌

こんばんは。23期の木村です。前期に比べて授業があまり忙しくなく、キャンパスに行くのがめんどくさい自分と格闘している今日この頃ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。本日の活動は以下の通りです。

 

本日のNS

東京医科歯科大学東京工業大学が研究の相乗効果を狙い、2024年度中の統合を予定しているといった記事が紹介されました。

 

『日本は大学統合を積極的に進めていくべきか』

 

YES

・学部、分野にまたがった統合ならば相乗効果が期待できるのではないか

・資金繰りの難しい大学は、統合によって生き残ることができる

 

NO

・研究という意味では、大学同士の共同研究とあまり変わらないのではないか

・統合元の大学同士に同じ分野の学部が存在する場合、今回の記事のようなケースにはならないので、各ケースごとに慎重に判断すべきではないか

 

資金や研究分野といった部分が議論の中心になりました。

先生からは、「統合は経営上の理由で起こることはよくあるが、それを積極的に進めることが良い影響をもたらすことはあまり無いのではないか」などといったコメントを頂きました。世界において日本の教育の立ち位置が下がり続けていると叫ばれる昨今において、大学統合も将来的な問題の一つとして取り上げられることが多いです。非常に考えさせられる話題でした。

 

 

本日のNS

臓器提供の意思表示をしている人が10%にとどまっているという記事が紹介されました。

 

『臓器提供の意思表示を義務化すべきか』

 

YES

・移植待ちの患者のことを第一に考えるならば、義務化も選択肢としてあり

・意志を示していない場合、遺族が決断を迫られるのは辛い

 

NO

・臓器提供の意思を示す上で、本人の心の負担が大きいだろう

・本人の意思表示と遺族の意向が異なるなどした場合に、遺族がやはり辛い思いをするのではないか

 

臓器提供に関してはあまり関わる人が多くない現状があります。義務化をするにしろしないにしろ、自らが当事者になりうる現実的な問題として考えていきたいものです。

 

 

三田論中間報告:スポーツの商業化

 

本日の報告内容

前回の報告では序論に関する説明がほとんどになってしまったので、本日は本論に関わる部分として、オリンピックとサッカーW杯の商業化について、歴史的な過程を説明しました。

 

先輩方や先生からは様々なコメントをいただきました。

情報が出揃い始めている一方で、それらを商業化の観点から見つめた「ストーリー」が存在しないといったご指摘もありました。

残り少ない期間ではありますが、頂いたコメントなども参考にしながら、説得力のある三田論を作り上げていきたいと思います。

 

 

プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』導入講義

後期の輪読にてマックス・ウェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を読み始めるにあたって、平野先生から基礎的な情報の講義をして頂きました。

著者のマックス・ウェーバーの情報をはじめ、資本主義の定義や付随する議論などについて学びました。

 

日頃古典を読むことはあまりないので、貴重な経験になると思っています。難しい本ですが、ゼミ員一同頑張って読み進めます!

 

 

平野ゼミを検討されている2年生の方へ

ただいまオープンゼミを開催中です。とは言っても、三田祭までのゼミ活動日は基本的にオープンです。オープンゼミご希望の方はSNS等でご連絡ください。

その他、ゼミを志望されている2年生の方は入ゼミ課題をはじめ、疑問点などありましたら気軽にお聞きくださいね。

 

 

最後に

本年度はゼミの入会選考が12月に変更されたこともあり、様々なイベントが凝縮されていまして、なかなかやらなければならないことが多いですが、なんとかやっていきたいと思います。

最近急に冷えて参りました。季節の変わり目は風邪にお気をつけください。

本日は以上です!お読み頂きありがとうございました。