こんにちは。
19期の山本です!
今年も残り少なくなってきましたね!!
年内のゼミも残り少なくなり、12/19ついにヴェブレンを読み終えました!!
(輪読)
『有閑階級の理論』ソースタイン・ヴェブレン
14章「金銭文化の表現としての高等教育」
【問い】
有閑階級が教育にどう影響したか。
【答え】
衒示的浪費をさせ、経済能力を低下させた
今回は最終章の輪読でした。
前章までも有閑階級が経済や産業に与えた影響を見てきましたが、今回は高等教育への影響が述べられていました。
高等教育というものが、実は有閑階級の見せびらかしの対象になっており、教育内容も有閑階級と結びつきの強い古典などが主流であったと述べられていました。
産業や経済に役に立たない古典を高等教育で教えているという面で、高等教育が経済効果を低下させているのではないかと考察していました。
全体的に難し本でしたが、後世でも読まれ、引用されている本なので輪読することができてよかったです。
(NS)
問題提起
YES側
・現行のセンター試験の公正さはいいが、思考力や表現力が測れない
NO側
・大学別に2次試験があるため、それで十分なのではないか
・大学入試のテストの形態を変えるよりも先に、高校の教育を変えるべきではないか
ほとんどの人がセンター試験を受けた経験があることから自分の体験も交え、議論が盛り上がりました。
現行のセンター試験の良い点は、公正さと大学側にとって線引きが出来ること。一方記述式のセンターでは、表現力や応用力が測れる点が評価されていました。
しかしマーク式から記述式へ移行となると、採点の公正性やどこが問題を作るかなど、まだまだ問題は多くあるようでした。
以上です。