7月6日 ゼミ日誌

こんばんは、16期の橋本です。

なかなか梅雨が明けませんね(*_*)早くジメジメから解放されて、あつ〜い夏が始まってほしいものです^_^

さて、7月6日のゼミではニューススピーチと今回から始まった『商店街はなぜ滅びるのか』の輪読2章分を行いました。


【ニューススピーチ① 担当:橋本】

「生体認証の普及を進めるべきか?」


〈賛成意見〉
タブレット端末などに導入することで業務の効率化を図れる
・従来のパスワードのような忘れるリスクや入力の手間がかかることがなくなる
〈反対意見〉
・誤認識の危険性がある
・生体認証は生涯不変であるため、複製などが作成された場合、一生安全性を回復できない

賛成派では利便性が中心意見となっていましたが、授業中では反対派のほうが多いイメージでした。他の反対意見としては、犯罪の危険性が増すことや人権的問題が話題にあげられていました。また、生体認証の導入は管理社会化のさらなる推進につながるのではないか、といった意見もありました。

【ニューススピーチ② 担当:村井】
うるう秒制の廃止に賛成か反対か?」
〈賛成派〉
・コンピュータシステムの調整の手間により、社会・経済活動に影響を及ぼすリスク
(航空会社の登場予約システムのダウン)

閏秒があると協定世界時(UTC)は一様の尺度ではなくなる(例えば23:00 UTCから翌0:00 UTCの時間間隔が場合によって異なる)ので不便


〈反対派〉
協定世界時と世界時の時差を放置するのは、人々の生活に不便をもたらす

うるう秒により一秒の重みを知る機会が生まれる

ディスカッションでは賛成派が9割以上を占めていました。システムの安全運用を優先すべき、うるう秒のズレによる弊害がわからないといった意見が賛成の主な理由でした。

【輪読①『商店街はなぜ滅びるのか』第一章 担当:内藤、古川、佐藤、村井】
〈第一章 「両翼の安定」と商店街〉
問い:日本の商店街はどのような社会背景の下で成立したか
答え:近代社会における「自営業の安定」という試みの下で成立したが、近代家族規範のもと事業を行ったがゆえに継続性の面で限界を生み出し、衰退した

〈問題提起〉
商店街は現在においても、「生活保障となるべき地域の拠点」として機能するか、また商店街を復活させるべきか?
意見:昔から存在し衰退している商店街のイメージが強いためか、機能しないため復活する必要はないという意見が多かったイメージです。しかし、最後には介護などの身近な役割を担った新しい形態の商店街についても話題にあがりました。

【輪読②『商店街はなぜ滅びるのか』第二章 担当:小川、霜鳥、瀬高、橋本、諸星】
〈第二章 商店街の胎動気(1920〜45年)〉
問い:「商店街」という理念はいかにして成立したのか

答え:第一次世界大戦後、零細小売商の増加とともに3つの要素を取り入れて成立した。
①協同主義(協同組合)
②小売りの公共性(公設市場)
③消費空間・娯楽性(百貨店)

〈問題提起〉
現在の商店街はどのような役割を担っているか?または求められているか?

意見:観光地化を助ける広告的役割、人々の交流の場、つながりの場、治安を守る役割といった意見がでました。一方で、「つながり」というのは昔から住んでいる住民だけのものであって、商店街は閉鎖的なコミュニティではないか、といった意見もありました。



これで今回のゼミの内容は終わりとなります。
前期のゼミも残り数回となりました。最後まで気をゆるめず頑張っていきたいと思います!


それでは失礼します。ありがとうございました!