こんにちは!
13期の政木瑞江です。
今、昨日WOWOWで中継されたMr.Childrenのライブ映像を観てました!
感動です!やっぱりミスチルは素敵ですね!
それでは、5月10日のゼミ内容を報告していきたいと思います。
☆4限
[1]ニューススピーチ(ふみちゃん)
【記事】ホームレスBAR開店 人生経験さかなに相互理解を 下北沢、あす限定―2012.4.20 朝日新聞
【概要】ホームレスの自立支援を目指し、4月21日の夜下北沢駅近くのバーで、ホームレスが店員として働く「ホームレスBAR」が開かれた。客とホームレスの相互理解が目的である。お客さん79名が来店。
【問題提起】ホームレスBARは今後も続けていくべきか
【見解】続けていくべきではない
*理由*
・何かがあった時に、身元が不明では困る
・場所を提供してくれる店との兼ね合いが困難
・ホームレスはコミュニケーションが重要となる職場で働くことを望まないのでは
⇔「続けていくべき」の理由として
・社会に関心を持つきっかけになる
・それなりに集客できている
・飲食業以外で続けていくべきである
などがあがりました。
[2]輪読
米倉誠一郎著『経営革命の構造』
第3章 ビッグ・ビジネスの組織革新
担当:川中、平塚、山田(直)
【問い】20世紀初頭にアメリカの巨大企業でおきた組織革新とは
【答え】垂直統合戦略により、集権的複数職能別組織、経営階層が生まれ、その後多角化戦略により、分権的事業部別組織に変化したこと
【問題提起】
①経営面から考えると、企業内部から昇進した社長と企業外部から来る社長はどちらの方がトップ・マネジメントを行う上で適しているか
それぞれの社長のメリットとデメリットについて議論しました。
②現在において、商品の画一化と多様化のどちらが好ましいか
なぜ画一化により売れる商品と多様化により売れる商品があるのか議論しました。
新しいものを市場で売り出すときは、消費者間で容易に情報共有ができるよう画一的な商品を売り出し、その後消費者が成熟すると、多様化した商品を売り出すことができるようになるのではないかという意見が出ました。
☆5限
[1]ニューススピーチ(かのちゃん)
【記事】赤ちゃんポスト:10日で5年 問われる匿名運用―2012.5.9 毎日新聞
【概要】親が子供を匿名で託せる赤ちゃんポストは開設から5年を迎える。赤ちゃんポストを運営する慈恵病院(熊本市)の蓮田理事長は、受け入れた子供の身元を判明させる努力をしつつ、匿名での運用を続ける考えだ。
【問題提起】赤ちゃんポストを利用する親の匿名性を確保すべきか
【見解】確保すべき
*理由*
赤ちゃんポストを利用しやすくなり、
・親の負担を軽減できる
・捨て子や育児放棄・虐待が減る
・子供は親からの虐待を受けずに、施設で育つことができる
⇔「確保すべきでない」の理由として
・安易な利用が増える
・子供が将来自分の出自を知りたがっても教えられない
などがありました。
[2]輪読
米倉誠一郎著『経営革命の構造』
第4章 日本型経営革命の進展
担当:小池、深澤、吉川
【問い】戦後において日本型組織革命はどのように進んでいったか
【答え】
①企業家が間接金融による設備投資を行い、同質的競争を加速させた
②2つのショックにより自動車産業が比較優位に立つ
③企業家によるカンバン生産方式の出現とジャスト・イン・タイム生産方式への進化
第5章 シリコンバレー・モデルの登場
【問い】シリコンバレー・モデルはどのように誕生したか
【答え】
①情報革命による技術と市場競争の変化
②変化に適応するために、新たな資金調達・組織構築パターンが生まれた
=シリコンバレー・モデル
【問題提起】
①現代日本において、企業は利潤最大化を目指してM&Aや新規事業開拓により事業を多角化すべきか。
多角化することによりリスクを分散することができる、本業が行き詰まった際に多角化が必要である(例:富士フィルム)といった意見があがりました。
また、先生が2種類の多角化について説明して下さいました。
(1)技術やノウハウに関連性があり、これらを応用できる分野への多角化
(2)関連のない分野への多角化=コングロマリット型多角化←リスクが大きい
②情報革命による技術と市場競争の変化の後に、新たな資金調達・組織構築パターンが生まれたという筆者の記述は本当か。また、何が新たな資金調達・組織構築パターンをもたらしたのか。
これら4つには相関関係があり、すべてが同時期に起きたのではという意見や、富裕層の投資家によりベンチャー・キャピタルが出現したのではという意見があがりました。
以上で報告を終わりたいと思います。
次回から輪読グループに先輩方が加わってくださるので心強いです!
よろしくお願いします!
次回のゼミ日誌はまっつんです!