こんにちは。19期の伊大知です。27日のゼミの活動内容を報告します。
この日は、NSを1本と、『日本型資本主義』の第4,5章の輪読を行いました。
【NS】
問題提起:ふるさと納税の(返礼品に関する)規制を強化すべきか
YES側
・現状の制度では、「地方の活性化」という元の目的とずれている
・市町村ごとの格差を是正すべき
NO側
・納税者側のメリットは必要である
・規制により、ふるさと納税の盛り上がりに水を差しかねない
YES側の「元の目的に沿った制度実施」という意見に同意です。
【輪読(日本型資本主義)】
第4章
問い:幕末維新後の日本における、西洋の資本主義の精神との接触過程とは?
答え:戦前期の接触は漸進的な西洋の受容であった。一方、戦後期の接触は一挙全面的な西洋の受容であった。
第5章
問い:日本は今後におけるグローバル化を、多様化を進める自由貿易、同一化を進める生産要素の自由化のどちらの立場に立って推進すべきか?
答え:自由貿易を強く主張し、日本型資本主義の精神を世界へ発信しつつも、生産要素の自由化の意味は考えなければならない。
著者の「自由貿易」の定義で議論がなされました。
この日をもって年内の活動は終了でした。ここまでの19期担当分の日誌更新が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。
年明けからは、18期の最終卒論報告を予定しています。
それでは皆様、よいお年をお迎えください。