10月22日 ゼミ日誌

こんにちは、20期の島です!

最近冷え込んできたせいか体調があまりすぐれません。皆さんも衣替えや毛布の準備、エアコンの設定など、抜かりなく冬に向けて準備してくださいね。

 

本日のゼミの内容は、卒論の中間発表2本とNS1本でした。

 

[NS]

問い:小中学校へのスマホ持ち込みを認めるべきか?

YES側

・緊急の連絡が可能となる
・自己管理能力があれば便利なものであり、今後のためにその能力を養う必要性がある

 

NO側

・いじめの助長に繋がる
・持っている子と持っていない子の格差が生まれる。

 

ゼミ員の意見としては7:3くらいでYES側が多かったですね。YES側の意見としては、利便性のメリットが大きい、NO側の主張は所持する段階の話にすぎない、ネットリテラシー早期教育にもつながるといったもので、NO側の意見としては、連絡手段は別途用意できる、リテラシーが小中学生には厳しいのでは?、といったものでした。

 

リテラシーに関する条件をクリアできる制度さえ整えれば、学生生活を充実させるためにもスマホ自体はあった方がいいとは個人的に思います。

 

[卒論]

堀岡さん 

 

テーマ:ファン行動とファンダム比較。

 

ここでは、各ファンダムの特徴的な行動様式はどのように規定されているかという問題意識と共に、送り手側のコンテンツ(ジャニーズ、宝塚、K-POP)における制度や戦略が、受け手側のファンコミュニティ(ファンとアーティストの関係)及びファンダム(ファン同士の関係)の特性の差異にどう影響をもたらしているのか?という要素の関連を探る観点が興味深かったです。また、ファンの定義を「ファンであると自覚している人」と定義しており、包括的なファンを対象にする姿勢を軸にしているのが印象に残りました。

各要素をどう結び付け、論証していくのかがこの論文の肝ですね。

 

井上さん

テーマ:V系バンド

 

ここでは、「ネオ・ヴィジュアル期からのインディーズV 系が衰退している要因は何か?」という問いの中で、ヤンキー文化やオタク文化の変動とのかかわりの中で論証しようという観点が興味深かったです。先行研究において様々な観点で検証されている「衰退」という側面を、別のカルチャーとの単純な比較ではなく、全体的な変化と併せて語ろうとしていた点が特徴的でした。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

他の4年生の卒論も完成度が高く、3年生も三田論を作成しているので、楽しみに報告を待っていてください!

 

20期 島