10月1日 ゼミ日誌

平野ゼミの日誌愛読者の皆様、ご無沙汰しております。20期の星野です。久々の更新となってしまいましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
10月1日の本日は秋学期初回のゼミを行いました!オンラインとはいえ、久しぶりに先生、ゼミ員が揃って顔を合わせることができました〜
そして、本日の内容は豪華三本立て!
①3年生(21期)三田論中間報告
まず初めに3年生の三田論中間報告を行いました。テーマはマンガ文化。時代によって人気漫画のジャンルはどのように変化してきたのか?という問題にチャレンジしております!
今年の夏はコロナの影響で様々な制約がある中、色々工夫しながら奮闘しているようです!
完成間近の今年の三田論、とても興味深く、面白い論文に仕上がっております!詳細は是非三田祭でお確かめください!

②ニューススピーチ
本日のお題は「ハンコ文化」。先日河野太郎行政改革担当大臣が「ハンコ文化をすぐになくしたい」と発言したことから話題になっています。
問い:官民問わず、ハンコ文化の廃止を促進すべきか
YES
・ハンコ文化は非効率であり、デジタル社会に適していない。
・オンライン上での決裁におけるセキュリティも今日では高い水準にある。
実際にハンコを押すためだけに出社するケースもあるようで、効率という側面から見るとだいぶ困った文化と言えます。
NO
・押印にかかる手間はセキュリティを維持するために必要なものである。
・日本には文化として根づいているので簡単には変えられない。
ハンコ文化を廃止したとして、ハンコ屋などの事業者をどう救済するのか、という問題もありそうです。

来週から輪読で扱うマックス・ウェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』略して『プロ倫』のレクチャーを先生にしていただきました。マックス・ウェーバーの生い立ちからこの本が書かれた社会背景、ゾンバルトマルクスなど同時代の学者との関係など、100年以上前に書かれた古典である『プロ倫』を読むにあたって必要な知識を学ぶことができました!
個人的には『プロ倫』という略し方がとても気に入っています。おそらくブロリークリリンの子供か何かなのでしょう。
この本に興味のある方は、来週以降のゼミ日誌で輪読のプレゼンを簡単に紹介するので、またゼミ日誌を見に来ていただけると嬉しいです!
それではこの辺で、最後までご覧いただきありがとうございました!