1月7日 ゼミ日誌

こんにちは、19期の平田です。
新年1回目のゼミ、7日の活動内容を報告します。

本日は、4年生4名の卒論最終報告とNSを1本行いました。

<卒論>
1.渡邉
問い:若者の旅行における動機・行動の変化と、その要因は何か
答え:通説に加え、情報化による購買プロセスの変化や、消費に対する価値観の変化が影響している
(※通説:経済的要因、ほかの娯楽施設が普及し代替した。)


2.三村
問い:なぜ中食は増加したのか
答え:家族で食卓を囲みたいという意識の向上と、中食のイメージ変化による


3.原田
問い:子ども服のデザインは大人化したのか、デザインの変遷の要因は何か
答え:子ども服はデザインの幅を広げ、多様なデザインが併存している
   要因…親の子ども認識の変化、多様性の容認・支持、市場の重層化


4.徳永
問い:①近年の産業界は産業界側に具体的にどのような変化が生じ、高等教育にアプローチするようになったのか
   ②またそれに対してどのように高等教育は変化してきたのか
   ③産業界からの要請が強まっているという通説は本当で、関係性はどうなっているか
答え:①産業界は分離を超えたグローバル人材を求める
   ②文部省側は、高大接続や主体的学びといった転換により対応
   ③産業界の要請は基本的に反映され、近年大きな改革を経団連が連続的に提言することからも産業界の要請は強まり、それに教育界も対応しているといえる


パワーポイントでのプレゼンのため、いつもと違った雰囲気のゼミで新鮮でした。スライドにそれぞれの個性が出ていました。
先日3年生は卒論のテーマ発表を行ったばかりですが、1年後に向けて身が引き締まりましたね。


<NS>
・妊婦加算は必要であるか

YES側
・金銭的な負担はそこまで大きくない
・必要な説明をしっかり行えば理解が得られる
・妊婦が追加料金を払うことで安心できる仕組みなら良い

NO側
少子化の動きに拍車がかかる
・妊婦への負担とすべきではない
・妊婦が診断を受ける障害となる

ほかには「妊婦加算」という表現のせいで、より理解が得られにくくなっているのではないか、といった意見がありました。
何のために支払う必要があるのか、それによりどのようなメリットがあるのか、といった合理性がより明確になれば受け入れられていくような気がします。


本日は以上です。