10月27日 ゼミ日誌

こんにちは! 20期の中村です。

 

最近は気候の変動が激しく、体調を崩してしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか、、。

 

体調管理に気を付けて、今年も最後まで乗り切っていきましょう!!

 

それではさっそく、本題に参ります!

本日は、NS2本と、卒論報告3本というラインナップでした。

 

まず初めに、NSから紹介します。

一つ目は、

【問題提起】

小売業界にダイナミックプライシングは浸透すべきか

 

【YES側】

・商品選択において価格面での選択の幅が広がる

・売れ残りや在庫を減らすことができる

 

【NO側】

・従来定価で購入していた商品の価格が高騰しうる

・外部要因を考慮するため価格戦略がより複雑になる 

 

その他に、商品を買うお金以外にもどの値段の時に買うべきか見定めるための取引コストがかかるというような点や情報の非対称性があることからも、ダイナミックプライシングは浸透すべきでないという意見も出ました。

 

二つ目は、

【問題提起】

運動会、体育祭での組体操を全面的に中止すべきか。

 

【YES】

・子供たちの安全面を考えて禁止にするべき

・教師の負担が減る

・団結力や結束力は他のことで養える

 

【NO】

・達成感をもたらすことができる

・危険な技(ピラミッドなど)を禁止するなど安全面に考慮すればよいのではないか

 

私は小学生の頃に組体操の練習中にけがをしてしまいましたが、本番ではみんなで一致団結して成功を収めることができました。その時の感動や景色は今でも私の中で鮮明に残っています。青春のような感じがしてなんだかいいですね、、。

 

次に卒論の紹介をします。

今回は19期の高橋、平野、中嶋の3人です。問と仮説を紹介していきます。

 

一人目は高橋です。 

【問い】
ローカルコンビニが衰退している原因は何か
 
【仮説】
大手 3 社のローカル進出(通説)
+全国展開の維持・拡大により、経営資源を分散させたこと(ローカルコンビニ自体の原因)
 
(反対に、セイコーマートは出店地域を限定するという経営資源の集中により、衰退を免れ
たのではないか)
=下の表の「ターゲット市場」に相当する

 

二人目は平野です。

【問と仮説】
問:バラエティ番組において、笑い(演出)の種類はどのように変容したのか。
仮説:優越理論に依拠しない笑い(演出)が増えていった。

 

三人目は中嶋です。

【問い】
女子が使う「かわいい」にはどのような感情があるのか
【仮説】
・1970 年代~1980 年代:他者(特に男性)に認められたい
・1990 年代~2000 年代:自身の価値観を重視したい、共感してもらえる人とのみ関わりたい
・2010 年代:自分(たち)の価値観を重視したいという感情を抱きながらも、他者に認められたいという
感情も抱いている(=よりもどし)

 

どの卒論も非常に興味深く、毎回新たな調査結果が追加されていくのを楽しみにしています。皆さん頑張ってください!!