こんにちは!19期の伊大知隼人です。
7月4日のゼミでは、NS2つと「消費社会の系譜と現在」の輪読を行いました。
◇NS①
問題提起:ハロウィン期間の渋谷において、路上飲酒は禁止すべきか?
YES側:
・安全安心を確保でき、治安が良くなる
・年々騒動がひどくなっており、ここまでしないと収まらない
NO側:
・渋谷は昔からそういう街なので守らない人が多いのでは
・罰則がないなど、実効性が分からない
話し合いの中では、このように騒ぐ人たちを減らすための根本的な解決方法はないのか、といった辺りまで話が広がりました。
◇NS②
問題提起:痴漢に安全ピンで反撃は認められるべきか否か
YES側:
・自己防衛になる
・声を上げられない人にとっては効果的である
NO側:
・冤罪の可能性がある
・傷害罪に問われかねない
全員NO側となりました。痴漢が起きてからでなく、そもそも痴漢が起きないような世の中になってほしいということが話し合われました。
◇輪読
吉見俊哉「消費社会の系譜と現在」、『岩波講座現代社会学』1996年
問い:消費社会論の研究はどのような意義をもつか?
答え:消費を多面的に捉え、分野横断的な知のフィールドを形作っているため、「近代」における人々の知の中心部分を捉えることができる。
やや難解な部分もありましたが、本ゼミの研究学問の一つである消費社会論に関する体系的な理解に役立ったかと思います。
以上です。