更新が遅くなりすみません、17期の永見です。
12月7日のゼミ日誌を書きたいと思うのですが、個人的にこの日は悲しい日になりました。というのも、京浜東北線でスマホをすられ、どうやら海外に売り飛ばされたようです。皆さんもお気を付けくださいませ。笑
ということで、本題に入りたいと思います。この日はニューススピーチ1本に加え、輪読の最終章とそのまとめを行いました。
【NS 観光地の一般道を有料にすべきか】
YES側:観光地の渋滞緩和
税収の増加
NO側:観光客の減少
地元住民からの反発
上記の他には、YES側からは「公共交通機関の発達が見込めるのでは」という意見や、NO側からは「有料・無料の道路の線引きが難しい」といった意見が挙がりました。
【輪読 『消費社会の神話と構造』 担当:伊藤・絹谷・三枝・星野】
今回は第三部の「マス・メディア、セックス、余暇」の後半部分と、結論である「現代の阻害、または悪魔との契約の終わり」について発表・議論をしました。
問い:消費社会の神話とは何か。構造とは何か。
答え:神話とは消費そのものであり、構造とはすべてのものが商品の論理に支配されるということである。そしてその構造の中で人は記号を消費している。
問題提起:消費社会のシステムから逃れること、つまり主体的に消費をすることは不可能なのか?
問題提起の答えに関しては、ほとんどのゼミ員が「逃れられない」と考えていました。生まれた時から消費社会のシステムに組み込まれていて、その中で知らず知らずのうちに社会から欲望を喚起され、消費をする…というなんとも暗いお話でした。
去年の輪読本『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』でも同じようなこと(資本主義からは逃れられない)が書かれていたのを思い出しました。
これでボードリヤールの『消費社会の神話と構造』の輪読が終わりました!だいぶボリューミーかつ難解な本でしたが、読み切れてよかったです。