12月15日 ゼミ日誌

こんばんは、16期の小竹です。今回のベストディベーターに関しては賛否あるので、近藤さんの紹介には軽く悪意を感じますね(´・ω・`)
12月に入ってから、ひとつひとつのゼミ活動に「最後の」という言葉がよぎるようになり、一抹の寂しさを覚えます。

今回のゼミ活動は(おそらく)最後のディベートと『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』のまとめの議論を行いました。


ディベート
テーマ:「2025年大阪万博を誘致すべきか」

Yes側立論:
①建設業の就業者問題が是正される
②大阪・日本全国の経済の活性化につながる
③地域の集客力が強化される

No側立論:
①労働力不足が深刻化する
②地域経済の圧迫につながる
③観光客を受け入れきれない

結果は0−9でNo側の勝利でした!ベストディベーターはあっちゃんとぽんちゃんです。
先生からは万博を開催する文化的意義、解決すべき問題のスケール感に関する指摘をいただきました。
今回はお互いのデータの有無だけでなく、データの信憑性も明暗を分ける結果となりました。未来予測の試算をもとにしたディベートはこれまで行ったものとは異なる新鮮さと難しさを感じました。


【NS】
問題提起:「日本にプレミアムフライデーを導入すべきか」

導入すべき:
・消費を刺激することで経済が活性化する
ワークライフバランスが改善される

導入すべきでない:
・給与が低下することによって消費が低迷する
・サービス業従事者の負担が増加する
・月末に半休を設けることで、ほかの日にしわ寄せがくる

実現可能性を鑑みたうえで反対に回る意見が多かったように思います。この施策を経済政策とみるか労働政策とみるかで未来図は変わるのかもしれません。


5限には14期の杉村さんに来ていただきました!
【輪読 まとめの議論】
先生から全体像を改めて講義していただいた後で内容についての議論を行いました。全員がもれなく発言するスリリングな展開に…

・資本主義の大義名分として、信仰が利用されたのではないか
・確証がない来世での救済のために禁欲をし続けることはできたのか
ウェーバーが述べている「資本主義の精神を失った経済人」は本当に批判される存在なのか

などの論点が多く挙がりました。やはり現代の私たちから見ると、時代も信仰も異なるものを理解することには高いハードルがついて回るものだと改めて思いました。キリスト教に関する理解を深めたうえで読み直したい一冊です。


長々と書きましたが、今回のゼミ日誌は以上です。
次回は歩くの大好き宍戸くんが担当します。
逃げ恥最終回の前にゼミ日誌もお楽しみに!!