こんにちは!17期山口です。もう12月に入ってしまい、時の流れの早さにおどろいています…
さて、11/28のゼミ日誌を書きたいと思います!
【輪読:プロテスタンティズムの倫理と資本主義】
第1章3節
⚫問
ルターの持つ天職の観念とはどのようなものか?
⚫答
ルターは「世俗内職業の内部における義務の遂行」を、「道徳的実践のもちうる最高の内容」として重要視している。世俗内義務としての職業(=べルーフ)を遂行することこそが、神に喜ばれるのための生活を営む唯一の手段であると考えていた。ただ、あくまでも天職の概念は宗教的な側面から資本主義の形成に影響を与えたに過ぎない。
⚫問題提起
戦後日本の資本主義の形成、現在においても「天職」に近しい概念は存在するか?
・かつて似たようなものはあった。しかし、現在では資本主義に取り込まれている。
・かつては人単位では外面として天職のような形をとっており、国単位では全体に提示してあった様に存在したと言える。
・現在では80年90年代と比べて、労働一辺倒さは無くなってきている。
天職の精神に似たものとして、戦時中のナショナリズムなど幅広い範囲の話ができました。戦時中の革新力は確かにとても強力なものですよね…。
【3年卒論報告】
①星野 「CMと外国人タレント」
・問:なぜ日本では外国人タレント起用が他国に比べて多いのか?
・仮説
日本の世界への憧れを組み込むことで、その企業が世界に通用しているような錯覚を植え付けるためではないか。しかし日本が先進国になったことで、世界と日本の垣根が消えたことを意識させるようなCMも増えている。
②秋田 「クチコミにおける女性役割」
・問:クチコミにおける女性の役割は何か?
・仮説
1.「プロセス型」思考を行う女性は、market maven(発信者)となる役割を果たしている
2. クチコミはリテリング機能が低いという特徴があるが、メディアやSNSの使用率が高いためクチコミのリテリング機能を補完する役割がある。
③田中「ゲームの変遷は社会の変化を反映しているのか?」
・問:日本のゲームはどのような変遷をたどるのか?またその変化の要因は?
・仮説
家族や友人みんなで遊べるゲームが出た「family期」、個人でやり込むような「individual期」、オンライン上でのつながりを求めた「social期」と変遷を辿った。
深めれば深めるほどより面白さがましそうな3つのテーマでした!
17期の卒論報告は残り3人です。
寒い日が続きますが、皆様体にお気をつけてお過ごしください(*^^*)
それではこれで失礼します!