9月26日 ゼミ日誌

こんにちは、こんばんは16期の佐藤淳史です。お久しぶりです。
最近は、面白い映画が多くて好きじゃなかった映画が好きになってきました。ペルソナ5も発売しまして、ますます卒論のやばさに磨きがかかります。

さて、長いようで短かった夏休みも終わり後期のゼミがついに始まってしまい... 始まりました!!!

NS1(ムイ)
問題提起
「成田空港の夜間制限を短縮すべきか」

賛成
・空港の競争力を高める
・利用者の利便性の向上

反対
・周辺住民の迷惑
・弾力的な運用が実施されている
・周辺環境の整備をすべき

利便性とそれに伴う弊害、どちらを優先するか永遠のテーマですね。ぼく個人としては、この夏休みに成田空港で夜を明かしたこともあって、深夜に飛んでくれるなら万々歳です。


NS2(橋本)
問題提起
「学校は読書感想文の書き方マニュアルを配布すべきか」

賛成
・生徒の助けとなる
・文章の書き方の訓練となる

反対
・自由さが失われる
・画一的になる

画一的っていう言葉を使うと一気に心証が悪くなるなあと思いました。スポーツでもある程度の型があって、そこから派生して技術が磨かれると思っているので個人的にはマニュアル配布してもいいのかなと思います。まねるのも頭使いますしね。



輪読1
「Sociology of Consumption」

問い
消費社会はどのように形成され、発展してきたのか

答え
エリザベス女王一世による政治をきっかけに顕示的な消費が生まれた
・産業期を契機に、合理主義に囚われてはいたものの狙いてを大衆まで拡大
ロマン主義以降は、喜びを求める消費として発展した


ついに英文が平野ゼミに到来してしまいました。消費社会の起源の一説を紹介している内容でした。先生の指示する説ではなさそうでした。
松坂とやまちゃんはお疲れ様でした。いやほんとに。


輪読2
『幻影の時代』

問い
疑似イベントはなぜ氾濫するようになったのか

答え
19世紀から20世紀にかけて、複製技術の発達により、我々は実物そっくりのイメジを再現することを可能にした。しかも、自然発生的イベントよりも、疑似イベントのほうが魅力的である。そのため、人々は疑似イベントにさらに期待を抱くようになり氾濫することとなった。

後期一発目の輪読書はこの『幻影の時代』です。疑似イベントという一番重要な概念が一番意味が分かりにくいという困難もありながらの輪読でした。
メディアにそもそも本当の真実はあるのか、疑似イベントが自然発生的イベントよりも魅力的であるのか、など議論の広がりの片りんはあったもののその結論を導くにはいささか知識が足りなかったかもしれません。今後読み進めていくうちにそれらの答えは出てくるのでしょうか。期待させてもらいます。
正直疑似イベントっていう文字はもう見たくありません。



とまあ、こんな感じでゼミが始まりました。後期は休講も多いのですが、次回から卒論の発表もあることですし、気を引き締めていきましょー。では。お相手は佐藤淳史でした。