5/9 ゼミ日誌

こんばんは!16期の小竹です。
最近めっきり暑くなってきましたね。
シャワー浴びた後に髪を乾かすと汗をかいてしまって、なんかもったいない気持ちが押し寄せてきます。この気持ちとはどう付き合っていったらいいのでしょう。

というわけで、遅ればせながら9日の活動報告です。


〈NS①〉
「運転免許証の交付・更新の際には健康診断の受診並びに医師の診断書の提出を義務付けるべきか」(近藤)

○賛成
・事故を未然に防止できる
・健康診断受診の習慣化

○反対
・症状の判断が医師に任されてしまうため、基準が曖昧
・莫大なコストがかかる
・交付されない場合に偏見が生じる

偏見は情報そのものよりもその情報を解釈する社会のコードによって生じる、という先生のコメントが印象的でした。現在の日本では健康状態が偏見に直結してしまうのでしょうか。


〈輪読〉『経営革命の構造』
第1章「イギリス産業革命の技術と企業家」(田中・福西)

問い:イギリス産業革命がおこった要因とは何か
答え:①繊維工業における自動機械の発達
   ②蒸気機関の完成
   ③企業家の存在
問題提起:産業革命がイギリスで起きた要因は何か
意見:植民地支配で得たヒト・カネ、政情の安定、多文化への寛容性

経済史と経営史で重視する要因が異なるということ、筆者は主体要因を重視していることを理解した上で輪読を進めることの重要性を改めて感じました。


〈NS②〉
「保険会社は顧客の遺伝子情報を利用してもよいか」(近江)

○賛成
・個人のリスクに見合った保険料を適用できる
・遺伝子情報を基に健康管理のアドバイスを行える

○反対
・不当な差別になる
・リスクに応じて、高額な保険へ加入する人と保険自体へ加入しない人への二極化が起こり保険会社の収益が悪化する

一つ目のNSにも共通していますが、健康管理とコスト・効率性のどちらを優先すべきなのか
というものがテーマとなっていました。


〈輪読〉『経営革命の構造』
第2章「アメリカにおける経営革命」(加藤・松坂)
問い:アメリカの経営革命はいかにしてなされたか
答え:①鉄道を始めとする流通網の発達
   ②鉄道で得たノウハウを製鉄業に応用したこと
   ③精油業における規模の経済の追求とその応用
問題提起:鉄道の発達によって発生した不利益にはどのようなものが考えられるか
意見:外部不経済(環境汚染、騒音、地価の高騰など)

アメリカで大企業が生まれたプロセスや、トラストと反トラストの対立についてなど去年の経営史の授業を思い起こさせる内容でした。


久しぶりに司会を担当してみて、話しをいい感じに広げられなかったのが反省点です。
まだまだ頑張らなければいけないですね。

ということでゼミ日誌は以上です。