1月14日 ゼミ日誌

こんにちは、15期の諸星映奈です。

前回の日誌を読んで、古川さんの体調が大変心配になります・・・彼は、大丈夫でしょうか。


さて、
1月14日(木)のゼミでは、今年度最後のディベートを行ないました。
昨年度の日誌を振り返ったら、その時の日誌も私が担当していたんですね!笑
そこでは、
“先輩たちにとっては最後のディベートで・・・”
と書いていましたが、今回は
“15期にとってはこれが最後のディベート
と書くことになるのですね。
なんだか、いろいろと考えさせられるものがありますね(しんみり・・)


今回は、お題に対して単純なYES or NOディベートではなく、
2つの考え方のどちらを優先すべきか、といった形式で行いました。
さっそく振り返っていきましょう!

ディベート
お題:消費と労働時間を共に増やすべきか、共に減らすべきか?

≪消費と労働時間を共に増加させるべき≫
1. 経済成長の好循環をもたらし、教育水準の向上につながるから
2. 市場の成長に伴い、技術革新が促進されるから
3. 税収の増加により、社会保障が充実するから

≪消費と労働時間を共に減らすべき≫
1. 従業員の労働による心身へのダメージが軽減するから
2. 過度な消費により生じている廃棄物が減少するから
3. 人との関わりが増え、より心の豊かさが得られるから


結果は、≪消費・労働時間を共に増加させるべき≫側の勝利でした!!

主観的な根拠ではなく、客観的・具体的なデータによる根拠を提示できれば
さらに主張が強まったのではないか、というコメントがありました。
例えば、「心の豊かさ」も言いたいことはすごく分かるけれども・・・ということで、概念的なものを説明する際の難しさを実感しました。
また、このお題では労働時間に関して「生産性の問題」も上がりました。確かに、現状の日本を考えると・・・他国を見習うべきところも多々あるように感じますね。


ディベート
お題:日本はこれから、経済成長と所得再分配のどちらを優先すべきか?

≪経済成長を優先すべきである≫
1. 社会保障等の財源確保ができるから
2. 日本の世界での地位を維持することができるから
3. デフォルト(債務不履行)を防ぐことができるから

所得再分配を優先すべき≫
1. 教育格差の縮小につながるから
2. 少子化の抑制につながるから
3. 有効需要の創出につながるから


結果は、引き分けでした!!

「どちらを優先すべきか」というお題のため、オーディエンスとしても少し混乱する部分はありましたが、これまでにはない形式でのディベートであったため、様々な主張が出てきて面白かったと思います。


さて、改めて振り返ってみて
個人的に感じたこととしては、みんな成長したなあ―と。(偉そうに言えませんが・・・)
私個人の話をしますと、
私は人前で話すことが本当に苦手で、そんな自分を変えたくて平野ゼミに入りました。
やはりゼミに入りたての頃は、(特にディベートの時は)緊張して頭が真っ白になっていましたね(笑)
しかし、発表・ディスカッションの経験を積む内に確実に変わった自分がいるように思います。
それもこれも、平野ゼミという成長の場と、人に恵まれたからこそだと!
本当に感謝しています。


長くなりましたが、次回が今年度最後のゼミです。
最後の日誌を担当してくれるのは、みちこです―!
よろしくね!